初恋物語Part3

★113★ ページ19

〜飲み会中〜



「えーと、今日は私からみなさんに報告があります！」


優「えー？なになにー？もしかして結婚？おめでた？」


「優さん・・・ハードル上げないでください(笑)そんなことじゃないですから(笑)」


ミズキ「で、どうしたの？」


「このたび、わたくし小川Aは・・・青柳さんのアシスタントとして本格的にヘアメイクさんになることができました！
レジレコ専属メイクなので、みなさんこれからよろしくお願いします！」


宗弥「つまり、俺たちのメイクは主に青柳さんとAがやる、と？」


「そういうこと！」


春「わぁ〜＾＾A、夢が叶ったんだねぇ＾＾おめでとぉ＾＾」


「お春！ありがとう！」


将海「夢だったの？」


「そう！高校のときから夢だったの！みんなのバンドが大きくなったとき、みんなの専属ヘアメイクになりたいって！」


博「昔からずっと言ってたもんね〜＾＾」


一聖「でもヤギちゃんは主にBugLug中心だよ？」


「そう、だから私もDOGとブルビリよりはBugLugにつくことが多少多くなるってこと！」


優「うわあ〜、修羅場だなあ〜(笑)」



その優さんの言葉で私はハッとした。



メイくんのほうを見ると、とても不安そうな顔をしていた。



私はメイくんの手を何も言わずに握った。



握り返してくると思っていたけど・・・



メイくんは私の手を勢い良く振りほどいた。

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