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喜「彼女は今日はここにはいません。
お帰りください。」
「Oh.ザンネンデス。ドコニイマスカ?
会いたいです。」
喜「帰ってください!」
珍しく声を荒らげる喜多見チーフに
その場の全員が騒然とする。
「Oh,Ok OK.急に押しかけてゴメンナサイ。
また来ます。彼女にもそう伝えてください。」
そう言い立ち去ろうとする彼を
今度は喜多見チーフが呼び止める。
喜「John!」
「What?」
喜「she's already moving forward.
So don't disturb her now.
(彼女は前を向いて歩いてる。彼女の邪魔はしないでくれ。」
「disturb?
i just want to see old friends.
(邪魔?僕はただ昔の友達に会いたいだけさ。)」
そう吐き捨てると彼は颯爽と去っていった。
冬「えっと、喜多見チーフ今のはお友達、ですか?」
おそらく誰もが抱えている疑問を
冬木先生が言葉に出す。
喜「いいえ、彼は昔の私の患者です。
そしてA先生がトラウマを抱えるきっかけになった人物です。」
夏「え?」
比「それはどういうことですか?」
喜「…本当は彼女が皆さんに打ち明けるまで
待っているつもりでしたが彼の来訪は予想外でした。
お話します。
私の知る彼女の過去を。」
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作者名:HATHUTA | 作成日時:2023年6月17日 18時