橙side ページ15
警察署から、再び、病院に戻ってきた
もう看護師さんやお医者さん達もバタバタ動きよって、
また1日が始まったんやと、実感した
病室に向かうと、
桃｢…っあ！！！！！｣
望が大声を出すのも無理はない
病室に入って奥側にしげのベッドがあるのだが、そのベッドの上で、しげと流星が仲良さそうに抱き合っていたからだ
桃｢なにしてんねん！！｣
望がドカドカと中へ入っていく
俺らも釣られるように、笑
赤｢あっ、みんなあ！！｣
しげは俺らに気付いて、ぽやぽやとした声で俺らを呼んだ
青｢…ち、もう来たか｣
そんな流星の声が聞こえたが…
今は置いておこう
橙｢しげ、気分はどう？｣
俺は問いかけながら、流星の腹に巻き付いていた手をやんわりとどける
流星に一瞬怪訝そうな顔を向けられたが、気にしなーい
赤｢うん！もう大丈夫やで！！｣
俺らが、待ち望んでいた、
ニコニコの笑顔でそう返してくれた
青｢…嘘つかへんの、まだ目ぇ覚ましたばっかやろ、まだ寝とき｣
まだ、本調子じゃなかったのか
流星が言うのだから、間違いないのだろう
赤｢…でも、俺まだみんなと…｣
青｢うん、大丈夫、まだみんなここ居るから｣
赤｢…そっかあ…｣
しげはふふっと笑って、またゆっくりと目を閉じた
桃｢…あ、せっかく目を覚ましとったんに、話せんかった…｣
緑｢…まぁ、今はまだ休養が必要って事やろ｣
黄｢そうみたいやな、どうする？今日は元々オフ貰っとったやろ？このまんま、ここ居ってもええけど…さすがに、お風呂とか入りたくない？｣
淳太くんの言葉に皆が頷く
確かに、焦っとって、すっかり忘れとったけど、
俺ら色々動き過ぎて汗もかいとるし…(特に俺)
いくら昨日の夜お風呂入ったからって言っても…
臭いな、笑
それぞれ一旦家に帰る事にした
車は1台しか無いから順番に、やけど。
黄｢…今から家帰って、また集合して…ってしよったら夜までかかってしまいそうやな笑｣
話し合いの結果明日朝から仕事が入っている望、神ちゃんはまた日を改めて来る事になった
2人とも悔しそうな顔をしていたが、こればっかりは仕方が無い
しげも眠ってしまったし、流星の包帯を替える時間なので、そのタイミングで俺らも病院を出る事にした
望は、しっかり流星に釘を刺していた笑
流星に、また後でな、と声をかけ、病院を後にした
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いずみ - いつも作品楽しみにしています。作者様のペースで大丈夫ですのでゆっくりでも更新してくださると嬉しいです。応援してます！！ (2021年12月29日 0時) (
レス) @page18 id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - いずみさん» いずみさん、ありがとうございます！！とても嬉しいです！！この調子で書き進めていければと思います！！またお付き合い下さると有難いです (2021年12月2日 8時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - いつも楽しみに見ています。最近更新速度が早くてとても嬉しいです！これからも楽しみにしています！ (2021年11月30日 22時) (レス) @page2 id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2021年11月29日 21時
