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流星の元へ向かい、立つこともままならない流星に代わって、目を閉じたままのしげを抱き抱える
神ちゃんに、眠っとるだけやから。心臓も動いとるやろ？と言われた
胸元に耳を当てる
確かに、トクトクと音を立てている
だが、全身がびしょ濡れで、相当体温も奪われている為か、体が冷えきっていた
何か着せる服があれば良かったのだが…
桃｢…行こうか｣
俺らは、出口に向かって歩き始めた
＊＊＊＊＊＊＊＊
救急車を呼ばなきゃ、そうスマホを取り出したその時、
静寂な学校内にも響き渡るくらい、大きなサイレンの音が聞こえた
救急車だ
スタッフさんが呼んでくれていたのだろう
ダッダッダッという足音が遠くから聞こえてくる
ス｢良かった…！！こちらにいらしたんですね！！すみません、迷ってしまって…｣
スタッフさんが俺らのもとへ駆け寄ってきた
ス｢無事ですか…って藤井さん…！｣
スタッフさんは、流星を見て驚いていたが、俺が抱き抱えているしげの姿を見ると、顔つきがかわった
ス｢…念の為に、と思って救急車を呼んでいたんです。正面玄関近くにきてると思います。警察には、僕達から説明しておきます、重岡さんと藤井さんの手当を！｣
黄｢ほんまにありがとうございます、何から何まで｣
淳太の言葉に釣られるように、俺らもスタッフさんに頭を下げる
ス｢気にしないでください、もっと早く自分が気付いていればこんな事には…とにかく、早く行ってください！！｣
スタッフさんにそう言われ、俺らは救急車が到着している正面玄関へと向かった
＊＊＊＊＊＊＊
流石にメンバー全員で救急車に乗って着いていくことは不可能との事で、しげと流星の病院に着いて行ったのは、俺1人。
照史達は、借りている車そのまま使って、救急車に着いていく形で、最寄りの病院へと向かった
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いずみ - いつも作品楽しみにしています。作者様のペースで大丈夫ですのでゆっくりでも更新してくださると嬉しいです。応援してます！！ (2021年12月29日 0時) (
レス) @page18 id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - いずみさん» いずみさん、ありがとうございます！！とても嬉しいです！！この調子で書き進めていければと思います！！またお付き合い下さると有難いです (2021年12月2日 8時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - いつも楽しみに見ています。最近更新速度が早くてとても嬉しいです！これからも楽しみにしています！ (2021年11月30日 22時) (レス) @page2 id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2021年11月29日 21時
