腐男子しげちゃん

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でもありのままの気持ち伝えてもメイクさんびっくりさせてまうやろうから軽く返事をして、お礼を言って、メイク室を後にした。







楽屋へ向かって歩いていると、何やらワイワイガヤガヤと楽しそうな声が聞こえてきた。






楽屋がうるさい事で(プチ)有名なWESTだけど、今日も今日とてそれは健在だった。




うるさい笑





どんな話をしてるのか、そりゃあ知りたいけど、ここはカップル(違う)だけの秘密かもしらんし(違う)









俺は平静を装って、バレないようにせなあかんねん。




勘違いせんとってな??決して、扉に耳くっつけて中の様子伺おうとかは全然思っとらんからな!!









……思っとらんからな!!!!








俺はとりあえず扉に耳をよせ、盗み聞き…中の様子を伺ってみたが、ゴニョニョとしていて聞き取れなかった。






仕方ない、俺は深呼吸をして扉を開いた。









すると、静まり返る楽屋。






中央に位置集まっているメンバー。









…まずい…しくじったか…??





もしかして、6人で仲良く話してたんか…??









6人全員に見られている。









赤「…??どうしたん?皆して…??」





やっと口から出た言葉。









でも、相変わらずメンバーは何とも言えない表情でこちらを見てくる。









いたたまれなくなった俺は、今入ってきたばかりなのに、既に楽屋から出ていきたくなってきた。







すると、神ちゃんが俺を呼ぶ声が聞こえた。






話を聞くと、今日の撮影が楽しみやから皆で話していたらしい。









皆ニコニコしとるし…









…なんや









…そんなん…









可愛すぎるやろｯ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!









やっぱ今日はご褒美…いやご褒日やねん!!!!!!









まだ何も始まっとらんけど!!!!!!

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