青side ページ43
青side
車内は未だに沈黙に包まれたまま。
皆何ひとつ口を開かないが、焦っている空気は痛いほど伝わる
既に時計は22時を少し回った頃
昼間に比べ、車も少なく、30分とかからず、スタッフさん教えてもらった大学へと到着した
当然ながらこの時間は大学自体閉じている
大学から少し逸れた道の端へ車を停め、俺らは車を降りた
門の近くに寄ってみる
人の気配は全くない
緑｢誰か人が居れば、事情を説明して…｣
黄｢…いや、そう簡単にはいかへんと思うで。事情が事情やから、信じてくれるとも限らへんし、最悪通報されて終わりや。もしもの事考えたら、俺ら以外に情報漏らして事を大きくするんは得策やないと思うで。｣
紫｢淳太の言う通りやと思う。今は、俺らで出来ることやろうや｣
桃｢…とにかく、大学の中に入るんが第一やろ。鍵閉め忘れてました、なんて都合良くはいかんやろうし、とりあえず防犯カメラの死角になる位置探して、そっから入ろうや｣
名前だけは聞いた事のある大学でも、実際に来るのは皆今日が初めてで、抜け道を探すのに手間がかかってしまい、大幅なタイムロスをしてしまった
黄｢俺ら全員でまとまって動いとっても埒が明かへん、2人ずつらくらいでわかれようや｣
淳太の提案で、俺らは
淳太と神ちゃん、照史と望、�陲舛磴鵑伐兇�3組に分かれた
何か分かることあったら連絡できる状態やったらすぐ他のメンバーに伝えること、
部外者からしたら俺らは不法侵入しとるわけやから、細心の注意を払って行動すること、
そして何よりも、しげを早く見つける事
俺らはそれぞれ散らばって、大学内へと目指した
＊＊＊＊＊＊＊
紫｢ここが端みたいやな、柵で行き止まりされとるみたいやし｣
俺と�陲舛磴鵑�向かったのは、俺らが車から降りて1番最初に居た位置を大学の1番端とすると、ほぼ真反対の位置に来たくらいではないだろうか、
他の皆よりも遠い位置まで走ってきたことになる
息を整えていると、�陲舛磴鵑�ある事に気付く
紫｢…おい、流星、あそこ電気付いとる｣
�陲舛磴鵑�指さした方へ目をやると、確かに明かりがついている
青｢誰か中に居るみたいやな｣
�陲舛磴鵑�頷く
青｢人が居るって事は、どっかは開いてんねんな｣
紫｢あそこ見てや、扉あるし、あそこからやったら入れるんとちゃう？｣
確かに、扉らしきものが見える
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悠(プロフ) - しげさんさん» しげさん、コメントありがとうございます"(ﾉ*>∀<)ﾉ愛され赤さんを書いてみたかったので、そう言って頂けて幸せです!!!のろのろ更新になりますが、お付き合い下さると嬉しいです!!! (2021年7月18日 22時) (
レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - いずみさん» いずみさん、コメントありがとうございます(*´∀`*)そう言って頂けて本当に嬉しいです!!!ちまちま更新になるとは思いますがお付き合い下さると嬉しいです!!! (2021年7月18日 22時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
しげさん - 読ませていただいてます。愛されてるのに気付いてない赤さんが可愛くてたまりません。続き楽しみにしてます(´,,・ω・,,｀) (2021年7月18日 12時) (レス) id: 24931cfeac (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - いつも読ませて頂いてます。とても面白いです！！しげちゃんかわいすぎます。これからも更新楽しみに待ってます！！ (2021年7月18日 0時) (レス) id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2021年7月7日 20時
