検索窓
今日:34 hit、昨日:27 hit、合計:84,034 hit

??side ページ38

??side

先程注入した薬は、体に害は全くない


一種の睡眠剤。




直に目を覚ます。




でも、眠ってもらったのはある準備をする為





起きている状態だときっと君は抵抗するだろうからね




本当は、抵抗も出来ないくらいまで、

服従させる事も考えたけど、





僕には時間が無いんだ






ヒントはばらまいてあげてたし

そろそろ彼のお友達も勘づいて、ここにたどり着くだろう





「重岡くんはとてもキレイだ。キレイすぎるんだ。」


未だ、目を閉じている彼の頬をそっと撫でる



「僕が汚してしまおうと、何度考えたことか…。」


頬から首、鎖骨、胸へとだんだん手を滑らせていく



「君にはキレイなままでいて欲しいんだ、誰にも手をつけられず、ずっと、ずっとね。」





横たわる彼の首元と膝裏に両腕を通し、そのまま抱き抱える






「…でも、君は魅力的で誰彼構わず誘惑してしまう…。僕はそれが許せない…。そこで僕は考えたんだよ。とっておきの"時限爆弾"をね」





鼻歌を歌いながら研究室の更に奥へ入っていく




「キレイな重岡くんを目に焼き付けたまま、僕は眠りにつきたい。」





コツコツ




階段を降りていく




誰も居ないこの広い研究室の中で自分の声と足音だけが鳴り響く





「キレイな重岡くんは僕のこの手で終わらせる。」





僕の目の前に広がっているのは、僕の身長よりもまだ大きい、「水槽」




だが、まだ水も何も張っていない、ただの大きな箱だ




だが、本番は今からだ。








備え付けられている階段を使って彼を腕に抱えたまま、大きな箱の中へ入っていく





中心に彼をそっと横たわらせる






「本当はこんなことまでしたくないんだけど…」





彼の足首に枷をはめ地面に備え付けられている銀の鎖と固く結び付ける







そう、ここは過去、そういった目的で使用されていた場所





綺麗に掃除されているし、一見ただの水槽に見えるかもしれないが…





まだ少しは時間があるようだ。


もう少し、彼との時間を楽しもう





すると





赤「…っ…ん」





目の前の彼が体を少しだけ捩らせた





意識が戻り始めている






さぁ、君はどんな反応を見せてくれるのかな

・→←黄side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (118 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
392人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - しげさんさん» しげさん、コメントありがとうございます"(ノ*>∀<)ノ愛され赤さんを書いてみたかったので、そう言って頂けて幸せです!!!のろのろ更新になりますが、お付き合い下さると嬉しいです!!! (2021年7月18日 22時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いずみさん» いずみさん、コメントありがとうございます(*´∀`*)そう言って頂けて本当に嬉しいです!!!ちまちま更新になるとは思いますがお付き合い下さると嬉しいです!!! (2021年7月18日 22時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
しげさん - 読ませていただいてます。愛されてるのに気付いてない赤さんが可愛くてたまりません。続き楽しみにしてます(´,,・ω・,,`) (2021年7月18日 12時) (レス) id: 24931cfeac (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - いつも読ませて頂いてます。とても面白いです!!しげちゃんかわいすぎます。これからも更新楽しみに待ってます!! (2021年7月18日 0時) (レス) id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年7月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。