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赤「…っぐごほっ…が…はっ」
あんな短時間のものだったのに、こんなにも苦しいなんて
もしかしたら、俺はこのまま
恐怖で無意識に体が震え出す
平「重岡くんが、他の人の目に入らないようにしてしまえばいいやって。君は、一生僕が護ってあげるからね。」
どうしようもない感情に、
俺の視界がだんだんぼやけていく
平「…泣かないで、君の笑顔は本当に素敵なんだから」
平川さんは俺の目元に溜まった涙を指で拭う
そのまま、俺の首元へ顔を埋める
チュッと、控えめなリップ音が耳元届く
その直後、
首元にチクリとした痛みを感じた
赤「…っひ…あ…っ」
平「…ふふ、やっぱり、重岡くんは肌が白いから、よく色付くね」
赤「…や…めて…っ」
平「うんうん、そのカオだ…僕はね、重岡くんの笑顔がとても大好きだ…でもその表情は誰にだって見せるだろう…?僕は、僕だけにしか見せてくれないカオがいいんだ…」
赤「…っ」
平川さんは体を起こし、再び俺の横に置いてある台の上で、何か金属のものをカチャカチャと扱いだした
平「よし、ちょっとだけ、チクッとするからね」
赤「…ひ…!」
平川さんの手にあるのは、何かの注射針
平「少し、眠たくなるだけだよ。さっき嗅がせた薬も、弱いからそろそろ効力無くなっちゃう。このまま大人しくしてくれてるのが1番良かったんだけど…無理でしょ?」
だから、ね?と言いながら、カッターシャツの袖を捲りあげ、針の先端を押し当てる
赤「…っや…たすけ…」
チクリとした感触
何かが流れ込むような気持ちの悪い感覚
全てが不快
だが、当の本人は、穏やかな笑みを浮かべて、
平「少しだけ眠っててね、重岡くん。愛しているよ」
覚えているのはここまで
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悠(プロフ) - しげさんさん» しげさん、コメントありがとうございます"(ノ*>∀<)ノ愛され赤さんを書いてみたかったので、そう言って頂けて幸せです!!!のろのろ更新になりますが、お付き合い下さると嬉しいです!!! (2021年7月18日 22時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - いずみさん» いずみさん、コメントありがとうございます(*´∀`*)そう言って頂けて本当に嬉しいです!!!ちまちま更新になるとは思いますがお付き合い下さると嬉しいです!!! (2021年7月18日 22時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
しげさん - 読ませていただいてます。愛されてるのに気付いてない赤さんが可愛くてたまりません。続き楽しみにしてます(´,,・ω・,,`) (2021年7月18日 12時) (レス) id: 24931cfeac (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - いつも読ませて頂いてます。とても面白いです!!しげちゃんかわいすぎます。これからも更新楽しみに待ってます!! (2021年7月18日 0時) (レス) id: e2a4b2b3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠 | 作成日時:2021年7月7日 20時