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赤「ふふふっ、あっ、僕、美味しいお店知ってますよ」

青「どこですか?」

赤「お2人とも、甘い物…大丈夫でしたよね?」

桃「はい!あっ、パンケーキとかですか?」

赤「パンケーキでは無いんです…そのお店、ケーキ屋なんです」

桃「ケーキ!!」

望の目がキラキラしている。

赤「はい。僕も小さい頃から行ってて…。ほんま美味しいんです!」

青「ええですね!そこ行きましょ!」



大毅さんの道案内で、15分程歩いていくと…




赤「ここです!」



桃「へ〜!!おしゃれですねえ」

青「あ!!ここテレビで見たわ」



確か最近リニューアルしたとか何とか。


扉を開けると、可愛らしい鈴の音がリリンと鳴る。


中に入ってみると、ケーキの甘い匂いと、コーヒーの香ばしい香りが漂ってくる。

赤「奥に食事スペースもあって。ここで買ったケーキをそこで食べられるんです。3時のおやつに丁度いいかなって…」

桃「はい!!!どれもめっちゃ美味そう…大毅さんのオススメは何ですか…!!」

赤「僕は…このイチゴのショートケーキですかね…定番中の定番なんですけど…」

桃「あっ!じゃあ俺もそれにしようかな!!」

赤「是非食べて見て下さい!!流星くんは何にしますか?」


大毅さんは俺にそう尋ねてくる。


俺の答えは決まっている。



青「ん〜大毅さん、ショートケーキの他に好きなケーキって何ですか?」

赤「え…と、チーズケーキ…ですかね」

青「ほならチーズケーキにします。大毅さんと分け合いっこ出来ますしね」

桃「ズルいで流星〜!!俺も分け合いっこしたい〜!!!」

赤「ふふっ…じゃあ皆で分け合いっこしましょ?僕は…じゃあこのモンブランにします。」





結局、イチゴのショートケーキと、チーズケーキとモンブラン1つずつ買う事になった。


店員さんにお皿とフォークを受け取り、食事スペースに向かう。






赤「この時間やともっと人多いと思ってたんですけど、意外と少なくて良かったです」

青「ですね」

桃「ですね!!もし、ここに居るのが大毅さんやて他の人にバレたら嫌やもん」



赤「僕はそんな事ないので大丈夫です…でも…」

桃「でも…?」

赤「…いや、何でもないです…さっ!!!食べましょ!!」



途中で話を辞めた大毅さんが気になったが、本人はこれ以上続けようとしなかったので、とりあえず目の前のケーキを食べる事にした。

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はる(プロフ) - 毎日更新してくださってとてもうれしいです!続きが気になって更新通知がきているとうれしくなります!もうすぐ3人は幸せになれるのかな?それと、双子の緑さんとなぜあんなに距離が近いのか気になっています。これから明らかになるのでしょうか?楽しみです。 (2020年10月27日 20時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるさん» わわっ!!!読んで頂きありがとうございますっ!!ノロノロの投稿になると思いますが、精一杯頑張りますっ!!ありがとうございます!! (2020年10月12日 19時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 毎回楽しく拝読しています!緑さんが生きててよかった!忌々しい事件とはいったいどんなものなのか続きが楽しみです! (2020年10月11日 21時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年10月11日 15時

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