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赤「イルカ…ですか…！」
青「はい。可愛くないですか？」
俺が差し出したのは、ここの水族館のマスコットの可愛らしいイルカのストラップ。
赤「かわい…」
青「何種類か色があるみたいなんで、好きな色選べますね」
赤「僕…赤が好きなんです」
青「赤…あっ、ありましたよ、はい。」
大毅さんの目の前に赤色のイルカを差し出す。
大毅さんはありがとうございます、と言って嬉しそうに受け取る。
青「じゃあ俺は青かな。」
赤「青が好きなんですか？」
青「それもありますけど…、"赤"と対になる色って…"青"やと思って。」
赤「…へ」
桃「うぉおい！！！！それやと俺めっちゃ仲間はずれやん！？」
青「望は…ピンクやろ。」
桃「なんでやねん！！」
青「お前異様にピンク色の物持ってるやん。俺知ってんで」
桃「…っちが…！あれは姉ちゃんの！！！」
青「まぁまぁ、ええやんピンク。ねぇ大毅さん」
赤「はい！！僕ピンクも好きです」
桃「えっ！！ほならピンクでええです！！！」
青「単純やな！！！」
桃「大毅さんの分は俺が払いますんで」
赤「えっ…！」
青「おい、それはずるいで、俺やって大毅さんの分買いたい」
赤「じゃ…じゃあ僕は流星くんの分買うので、流星くんは望くんの分買う、って事にしませんか？」
桃「うっ…それやと大毅さんの初プレゼントが流星の手に…っくそ！！」
青「残念やったな。諦めろ望。俺からのプレゼントで妥協しな」
桃「べ…別にええもん！俺がプレゼントしたストラップ大毅さんが使ってくれるんやし！！」
青「…ちっ」
桃「おい！！ちってなんやねん！舌打ちすなや！！！」
そんな俺らの掛け合いを見て大毅さんは小さい手で口元を覆いながらくすくすと笑っている。
可愛いなぁなんて思っていると、
レジが空いたのか、店員さんから声をかけられたのでそれぞれのストラップを交換し、レジへ向かった。
＊＊＊＊＊＊＊
時計を見ると15時を少し過ぎた頃だった。
桃「何かちょっと小腹空いたわ〜」
青「あんなはしゃぎよったらなぁ」
赤「ふふっ、何か食べます？」
桃「えっ、それはお茶のお誘いですか？」
青「…大毅さん。ちょっとこいつ何言うとるか分からんので、ほっときましょ。ここら辺何かありますかね？」
桃「俺泣いてまうぞ」
青「もう黙っとけや。またすべったみたいになるで」
桃「あぁ…うん…って…またって何やねんまたって。」
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はる(プロフ) - 毎日更新してくださってとてもうれしいです！続きが気になって更新通知がきているとうれしくなります！もうすぐ3人は幸せになれるのかな？それと、双子の緑さんとなぜあんなに距離が近いのか気になっています。これから明らかになるのでしょうか？楽しみです。 (2020年10月27日 20時) (
レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - はるさん» わわっ！！！読んで頂きありがとうございますっ！！ノロノロの投稿になると思いますが、精一杯頑張りますっ！！ありがとうございます！！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 毎回楽しく拝読しています！緑さんが生きててよかった！忌々しい事件とはいったいどんなものなのか続きが楽しみです！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2020年10月11日 15時
