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服の裾に違和感が。





そちらへ目をやると、






青・桃『…っ…!!!』





俺と、望の裾をちょこんと掴む大毅さんの手が見えた。




赤「え…っと…はぐれんよう…こうしとっても…ええですか…?」



控えめにこちらへそう尋ねてくる。




上目遣いで。





桃「〜はぁ…大毅さん…それ無意識ですか?」

赤「…?」

青「それ、俺ら以外に絶対せんといて下さいね」



そう言っても、まだ分からないのか首を傾げたまま。





さっきまでの俺がすごく意気地無しに思える。




今すぐ抱きしめたい衝動に駆られたが、何とか抑える。






もっと中を見て回ろうということで、3人で歩き始めたが、俺と望の歩幅と合わないのか、大毅さんは1歩分位後ろを歩いている。

ほんまは歩幅合わせてあげた方がいいんやろうけど、一生懸命俺らに合わせて歩こうとしてくれる大毅さんが可愛くて可愛くて仕方がない。


もう少し見ていたくて、隣の望とアイコンタクトを取りながら歩く。



赤「わ…きれ…」



大毅さんはそう言って水槽の中の魚達をまじまじと見詰めている。

俺らの裾から手を離し、水槽へ行ってしまった。

残念だが、目をキラキラと輝かせながら楽しそうに見ている大毅さんが見れたので満足。



それから、イルカのショーを見たり、エサやり体験に参加したりと何だかんだ言って、俺らもはしゃぎ過ぎてしまった。

大毅さんの笑顔もたくさん見れた。




桃「大毅さん、何かお土産買って行きませんか?」

赤「ええですね!」



大毅さんは魚のアイシングクッキーや、飴玉、魚の折り紙(何故か分からないが)なんかを手に取っていた。


俺はぶっちゃけ…




青「大毅さん。」

赤「はい?」

青「記念に、何かお揃いの物を買いませんか?」

赤「…へ…僕と…ですか?」

青「はい」

赤「僕と一緒でええんですか…?」

青「当たり…桃「当たり前やないですか〜!!!!」


青「ちょ、被っとんねん」



俺の言葉に被せてきたのはこのデカブツ。


桃「またそうやってすぐ抜け駆けする」

赤「ぬけが…っ…!」

青「大毅さん、このストラップなんてどうですか?」

桃「うぉい!!無視すな!!!」

望はスルーしておく。

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はる(プロフ) - 毎日更新してくださってとてもうれしいです!続きが気になって更新通知がきているとうれしくなります!もうすぐ3人は幸せになれるのかな?それと、双子の緑さんとなぜあんなに距離が近いのか気になっています。これから明らかになるのでしょうか?楽しみです。 (2020年10月27日 20時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるさん» わわっ!!!読んで頂きありがとうございますっ!!ノロノロの投稿になると思いますが、精一杯頑張りますっ!!ありがとうございます!! (2020年10月12日 19時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 毎回楽しく拝読しています!緑さんが生きててよかった!忌々しい事件とはいったいどんなものなのか続きが楽しみです! (2020年10月11日 21時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年10月11日 15時

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