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『…』
「……え、無視？」
『…なんか、望のくせに良い事いってる風で腹立つ。』
「おい何やねん"風"て！！」
『…でも望の言う通りやな。大毅さんは、俺らが想像しとるよりもっとでっかいもんを抱えとるのかもしれへん。せやけど、それごとまとめて大切にしたい、俺は。』
「…おい、何自分だけカッコつけようとしとんねん、俺かて、大毅さんの全てを大切にしたいし、全て愛しとるんや。」
『…昔から、俺ら好きなもん被っとったな。』
「…せやな。でもこんなとこでも被せてこんで良かったんやで。」
電話の向こうで流星がふっ、と笑った。
『…なぁ望』
「ん？」
『どんな事があっても、あったとしても…大毅さんの事守ろう、絶対。そして、いつかは俺らが1番頼れる存在になれたらええな。』
「…ふは、何かいつもの流星やないな」
『…うっせ。…俺、初めてやねん。こんなにも誰かを愛おしく思ったんは。』
「…」
『…ほんまに心の底から好きな人が出来る、ってこんな気持ちなんやね。』
「…そっか。」
『……………………』
「…？流星？」
『……………………』
「…あれ、もしかしてやけど…」
電話の向こうから聞こえるのは、スヤスヤと気持ちよさそうな寝息。
「寝とるんかい！！！」
俺は盛大なツッコミをかましてしまったが、時計を見ると既に23時を回っている。
「…俺も寝よ。」
通話ボタンを押し、布団に潜った。
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はる(プロフ) - 毎日更新してくださってとてもうれしいです！続きが気になって更新通知がきているとうれしくなります！もうすぐ3人は幸せになれるのかな？それと、双子の緑さんとなぜあんなに距離が近いのか気になっています。これから明らかになるのでしょうか？楽しみです。 (2020年10月27日 20時) (
レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - はるさん» わわっ！！！読んで頂きありがとうございますっ！！ノロノロの投稿になると思いますが、精一杯頑張りますっ！！ありがとうございます！！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 毎回楽しく拝読しています！緑さんが生きててよかった！忌々しい事件とはいったいどんなものなのか続きが楽しみです！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2020年10月11日 15時
