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「正確に言うたら、CM撮影辺り、ってとこかな。人間不信にまで陥りかけた大毅が、モデルの仕事引き受けたんやで？これがどういう意味か分かる？淳太。」
「…？」
「大毅な、"前向きたい"って言っとったんよ。大毅は確実に、変わろうとしとる。変わりたいんよ、あいつは。時間はかかったけど、大毅は大きな一歩を踏み出したんや。そんな大毅にさらに力を加えてくれたんが、小瀧くんと藤井くんや。」
「…俺らが…」
流星がポツリと呟く。
俺も、頭が追いつかない。
そんな俺らを見て、フッと軽く笑った神山さんはさらに続ける。
「俺はぶっちゃけ言ってあんまり2人の事知らん！せやけど、大毅見よったら何か分かった気がするんよ。あぁ、この2人やったら大丈夫やん、って。雰囲気でそう思った。朝もな？目が覚めたから、大毅と少しだけ話しよったんよ。そしたら、小瀧くんと藤井くん見つけるや否や、すんごい嬉しそうな顔しとったんやで。」
「…あれ…自惚れやなかったんですね…まじで、可愛かった…」
俺はついそう呟いてしまった。
呟いて気付いてしまった。
「あっ！！！！いや、その！！すんません、変な事言ってもうて…」
「…2人にとって、大毅ってどんな存在なん？」
それまで口を閉じていた中間さんが俺らにそう問いかける。
「大切で守りたい人です。言葉では上手く表せないけど…」
「俺も流星と全く同じです。…さっきもう言っちゃったんでこの際なのでぶっちゃけますね。俺、大毅さんが愛おしくて仕方ないです。」
「………………大毅は…
ガラララ
「あれ」
中間さんが話そうと口を開いた瞬間、扉が開き、1人の人物が入って来た。
「淳太来とったん？」
俺らの話の中心人物ーーーーーー
「大毅さん…」
「…え、皆どうかしたん？」
今入って来たばかりの大毅さんは状況が掴めないのか、両手いっぱいいっぱいの神山さんの荷物を持ったまま俺らの顔をキョロキョロと見ていた。
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はる(プロフ) - 毎日更新してくださってとてもうれしいです！続きが気になって更新通知がきているとうれしくなります！もうすぐ3人は幸せになれるのかな？それと、双子の緑さんとなぜあんなに距離が近いのか気になっています。これから明らかになるのでしょうか？楽しみです。 (2020年10月27日 20時) (
レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - はるさん» わわっ！！！読んで頂きありがとうございますっ！！ノロノロの投稿になると思いますが、精一杯頑張りますっ！！ありがとうございます！！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 毎回楽しく拝読しています！緑さんが生きててよかった！忌々しい事件とはいったいどんなものなのか続きが楽しみです！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2020年10月11日 15時
