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黄side ページ12

黄 side



俺がこいつを守ってやらなあかんねん。




俺がまだ弁護士として駆け出しやった頃、最初の仕事は「あの事件」やった。









こいつは毎日毎日飽きもせず、俺にようちょっかいをかけてくる。









せやけど、これは良い傾向やないやろうか。




前までのお前やったら、俺にここまで心開いてくれんかったもんな。









せやけど、やっぱり、今も俺があいつの頭を撫でると、無意識やろうけど、一瞬怖がるんや。









もう、苦しまんでええんやで。

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作者名：悠 | 作成日時：2020年9月26日 22時

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