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「…俺、あんたの事知りたいねん。何も知らんままお別れなんて…納得いかん…」





「…っ俺の事知ってどうするん」




「理由はない。あんただって、自分が何者かも分からんまま消えてしまうんは嫌やないんか!?」






「…俺は別に。」



「…俺はそうは思わんな。あんたにもきっと大切な人たくさんおったんやろ?あんたの今までをあんたがどんな人生を歩んできたんか俺は知らんから、偉そうな事は言えへんけど…」









「…」



「っでも!最後は幸せな気持ちで、良い思い出と一緒にっ…逝ってほしい…!!やから!!俺はその手伝いがしたいんや。…いや、する!!!」






「…は?」




「俺も思い出す。やから、あんたも…思い出す…努力…をするん…や。…2人で」





あかん…







眠たい…瞼が重たくなってきた。






…まだ、話したい事…たくさんあるのに。









「…も………おま………と……ず………………た……」








彼が何かを言っていた。



だが、聞き取れなかった。





意識が遠のく瞬間、









確かに見えた。









彼が涙を流しているところを

真実→←・



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(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!!是非書かせて頂きますっ!!最後までお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年9月24日 22時) (レス) id: 4db97cd269 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 毎回楽しく読ませていただきました。機会があったら、付き合う前から事故にあう前までの二人をみてみたいです! (2020年9月24日 22時) (レス) id: aede5183da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年9月19日 13時

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