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1話 ページ3
「おはよう、香織。今日もとても可愛いね」
朝起きて、1番最初に言う言葉。毎日一緒だけど、僕はいい飽きない。
「おはよう。いつも可愛いばかり……」
こうやって顔を赤くするのがまた可愛いんだよねー。
「下行こっか。朝ごはん、食べよ?作ってあるから」
僕らにはお母さんがいない。僕らが3歳の時に亡くなった。だから今は父さんと3人で暮らしている。父さんは仕事で忙しいから家事は僕と香織で分担している。
「いつもありがとう。行こっか」
にこにこしながら言う彼女に僕は、「そうだね」と言って下に降りていった。
「彼方が作るものはいつも美味しいね。すごいよ」
「あ、ありがとう!嬉しいな」
こんなこと言われるともっとたくさんご飯を作りたくなっちゃう。
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作者名:愛雫 | 作成日時:2017年5月30日 23時