6 ページ9
.
「東京卍會 かぁ」
ランチタイムとカフェタイムが無事に過ぎ
今は一服しながら閉店の片付けと明日の開店準備をしている。
今日はありがたいことに準備していた料理は全て売り切れた。
ちょうど千冬も来なくてよかった、
売り切れたら何も食べさせてあげられない。なんて
利益よりも最近仲良くなった可愛らしい男の子が頭をよぎる。
「総長がマイキー、で」
知り合った男の子達が属してる暴走族は思ったよりも有名で、
渋谷に身を置いていれば噂話のように耳に入ってくる。
そして数年前に会った男の子の名前までも
再び聞くことになるなんて思ってもみなかった。
「副総長 龍宮寺 堅、かぁ」
何も言わずにお店辞めたこと、君は怒ってるかな?
それとも私のことなんて忘れちゃってるかな?
お金を稼ぐためでしかなかったあの退屈な時間に
色を与えてくれた君は元気にしてるかな。
「ふふ 会えたらきっと」
堅 君に会えたら、きっと
「会えたら、なんだよ」
神様っているんだろうね。
「なぁんだ 本当にかっこよくなってんじゃん」
.
100人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れ(プロフ) - aicoさん» aico様 コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張ります☻ (12月29日 12時) (レス) id: 25515adda2 (このIDを非表示/違反報告)
aico(プロフ) - なんだこの作品サイコーすぎる見つけれて良かった😭更新頑張ってください! (12月28日 12時) (レス) @page28 id: a3a2c4d69d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れ | 作成日時:2023年8月5日 12時