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こっちに帰ってきたら
確かめたいことがあった。

ドラケン君や千冬には覗き見みたいで申し訳ないし、
現時点でどういった未来なのかわかってしまうのが
ズルいかもしれない。ただどうしても気になる。



「というわけでナオトに断り入れて出てきたけど!
俺 Aさんの店の場所知らねェ!!」



くっそぉ ヒナか千冬に聞いときゃよかった。
ネットで調べて出てこないもんか…?


「えーっと 渋谷 カフェ おすすめ?でいけっか?」


いやありえねぇほどヒットする…!
ていうか10年も同じ場所で店構えてるかも
微妙なところだよな〜 俺あまりにも後先考えてない…


「今の俺って千冬の連絡先……知ってる!!聞くか!?」




「タケミっちなーに一人でボソボソ話してんだぁ?」


「え〜 声かけちゃうんだ?
もう少し見てたかったなぁ」



「え?!あ!!ドラケンくん!!と……Aさん?」



「はぁい Aさんでーす
なんでそんな初めましての反応なのかなぁ 寂しいぞー」


龍宮寺「確かに 何回もAんとこで飯食っただろ忘れたか?」



二人にくすくすと笑われる。
いや俺は初めましてなんですとか言いたいことはあるけど
なんかこの二人雰囲気というか笑い方がめちゃくちゃ似てる。
てことは今の未来ではドラケンくんとAさんが!?


龍宮寺「ってA この後千冬と予定あんだろ?
急がねえと遅れるぞ」


ええ!?じゃあ本命は千冬!?


「あぁ〜 そうだった 鬼電かかってきたら大変だもんね
武道くんまたね〜 今度ヒナちゃんとお店きてね」


龍宮寺「終わったら連絡 な?」


でも予定が終わったらドラケンくんに連絡!?


「はいはーい」


俺の頭はパンク寸前。そんな俺を見かねたのか
ドラケンくんが先ほどと同じような笑いを含めながら言う。


「タケミっち Aの薬指見たか?」


見てねぇーー!!


「み 見てないデス」


「じゃあ俺から言えることはねぇな 残念
俺もまだ仕事あるからまたな バブたまにはメンテしろよ?」


そう言って後ろ背に左手を振るドラケンの
薬指にはキラキラと眩しいくらいに輝く
シルバーリングがつけられていた。
ドラケンくんそれはどう捉えるのが正解なんだい…?

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(プロフ) - aicoさん» aico様 コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張ります☻ (12月29日 12時) (レス) id: 25515adda2 (このIDを非表示/違反報告)
aico(プロフ) - なんだこの作品サイコーすぎる見つけれて良かった😭更新頑張ってください! (12月28日 12時) (レス) @page28 id: a3a2c4d69d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年8月5日 12時

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