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ランチタイムが終わりドアに一旦closeの看板を下げた。
いつも通りの動作だけどいつも通りじゃないのが一つ。
キッチン前のカウンター席に居座る金色の辮髪。
「最後までいてくれてありがとうね堅」
「昼終わっただけだろ」
んー？この子はカフェも手伝うつもり？
「堅 手伝ってくれるのは嬉しいけど
カフェはランチほど回転早くないし本当に1人で大丈夫だよ」
「んーー、」
あーーー、ちょっとご機嫌斜め？
「堅にはちょっと面倒臭い話するね
私と居たいとか手伝いたいって気持ちは嬉しいし、
めちゃくちゃありがたいんだよね
ただやっぱり今の堅が友達としたいことは
今じゃないとできないことだと思う」
私と離れてた4年間っていう時間が、
私に希少価値を持たせてるんだと思う。
「で？」
「私の優先順位を下げて？」
「俺がしたくてしてても、か？」
「うん、どーしても暇ならおいで
あとマイキーたちと遊びに来たなら店の手伝いはなし」
堅と千冬が私に懐いてくれてるのはわかる。
ただ、2人の大きな違いは優先順位。
千冬は自分のしたいことをした上でここに来てる。
堅はそれが今、ぐちゃぐちゃになってる。
自分を過大評価しすぎかもしれないが、
堅にとって私という存在が大きすぎる。
「わかんねぇけどわかった」
わかりたくないけどわかってくれたみたい。
こういうところは察してくれるんだね。
「ただし、だ」
「ん？」
「何かあったら俺を頼れ」
「え？うん？」
「マイキーでも三ツ谷でも千冬でもなく、な」
「ははは うん わかった」
連絡先知ってるのは堅だけってことは内緒にしとこー。
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れ(プロフ) - aicoさん» aico様 コメントありがとうございます！とても励みになります！更新頑張ります☻ (12月29日 12時) (
レス) id: 25515adda2 (このIDを非表示/違反報告)
aico(プロフ) - なんだこの作品サイコーすぎる見つけれて良かった😭更新頑張ってください！ (12月28日 12時) (レス) @page28 id: a3a2c4d69d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れ | 作成日時：2023年8月5日 12時
