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「元々マイキーやエマと遊んでたんだし
遊べるうちは友達優先しな?」


ほらほら〜とにこにこ笑いながら
ドラケンのエプロンを取ろうとするAさん。


エマ「Aさん!ドラケンたくさん使ってやってください!
ウチら 働いてるドラケン見るの楽しいし!」


ていうかいつでも遊べるんで!と続けて言うと
Aさんは「え いいの?」と苦笑いを浮かべる。
お客さん多いし本当はまだ手伝って欲しいんだと思う
でもウチやマイキーがいる手前ああは言ってくれたけど
ウチはドラケンとAさん応援してる!
まだ恋愛かどうかわかんないけど!


龍宮寺「ホラ 戻んぞA」


「ははっ はぁい」


先々とキッチンに戻るドラケンに返事をするAさん。
Aさんはウチに向かって「エマありがとうね」と
一言言ってからキッチンに戻った。
今のはドラケンを「人手」として残してくれて
ありがとうってことだろうなぁ〜


















「ちふゆー」

「Aさん どーしたんすか?」


パーカーにエプロンな千冬。
堅とは違ってこれはこれでラフな着こなしで
良いんだよねぇ。お給料払う余裕はないから
まかないでたまーに手伝ってくんないかな?


「お手伝いありがとう もう大丈夫
場地のとこに帰ってあげて」


場地が大好きな千冬のことだ。
喜んで場地のとこに帰るはず。
お礼として場地と同じオムそば作ってあげよ。


「いいんすか?まだお客さん多いけど」


あれ、ちょっと意外。


「普段は1人でやってるから大丈夫」


「まぁ Aさんがそう言うなら…」


渋々といった感じ、かも。
千冬は案外懐いてくれてるのかもしれない。


「わりと楽しかったし
人手足りない時は手伝うっすよ」


優先順位は場地さんの次だけどな。と、
言いながらエプロンを返してくる千冬。
なんか、猫に懐かれたみたいな気分。
もしかして日々の餌付け 成功してる?















「三ツ谷ー 会うの久しぶりだったのに
手伝ってくれてありがとうね
というか覚えててくれてありがとうね
今度は妹ちゃん達と一緒に食べに来て
めちゃくちゃサービスするから」



新規オーダーも落ち着いたので
三ツ谷にも上がってもらおう。



「ははは いいよ、そんな気にすんなって
ドラケンからAサンの話聞いて懐かしいなぁって
思ってたし、俺も昔晩飯ご馳走になった礼できてよかった」


でも妹たちは連れてくるわ。
こーゆーところ喜びそう、と笑う三ツ谷。
不良っていい子多いの?矛盾してる。


.

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(プロフ) - aicoさん» aico様 コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張ります☻ (12月29日 12時) (レス) id: 25515adda2 (このIDを非表示/違反報告)
aico(プロフ) - なんだこの作品サイコーすぎる見つけれて良かった😭更新頑張ってください! (12月28日 12時) (レス) @page28 id: a3a2c4d69d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年8月5日 12時

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