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苛立ち ページ4

アイツの事を好きだと聞いてから

Aを仲間との酒の席に呼ぶことをやめた


Aの部屋に行ったり、食事に誘い出す以外は

Aと外では会ってない




『最近A来ないじゃん。呼ばないの?』


仲間の一人が俺に言う



HC「呼ばない」

『なんで?ケンカでもしたのか?』

HC「相変わらず仲良いよ」

『じゃあ呼んでやればいいじゃん〜(笑)』

HC「虫がつくから」

『はぁ?』



余計な虫がつかないように

余計な男を見ないように


Aは俺を見てれば良い



そんな日々を過ごしていた俺に

アイツは思ってもみないことを告げた



『なぁ、ヒチョル』

HC「ん?なに」

『俺、少し前に…Aから"好きだ"って言われた』

HC「っぇ…」

『"私じゃダメ?"って聞かれたから
…好きな人がいるって、答えた』


A…あいつ…っ


HC「で…Aは、なんて?」

『"やっぱりダメだったかぁ"って。
"でも、ちゃんと想いを伝えられて良かった"って』


フラれること…あいつ、分かってて…


『ヒチョル?』

HC「うん?」

『…ごめんな。

俺、Aを妹のようにしか見られない。

A…どうしてる?』

HC「なんで俺に謝るわけ?

お前は気にしなくて良いよ
Aには俺がいるから」

『ヒチョルはAを大事に思ってるから…。


最近A…顔出さないからさ

俺のせいかなって…気になってて』

HC「…。」


なんだよ…

諦めたとばかり思ってたのに


フラれるって分かってて、どうして『好きだ』なんて…


なんで俺になにも言わない?

きっとあいつ…辛いはずなのに


ガタッ…

『ヒチョル?』

HC「ごめん。

俺、帰るわ」



いてもたってもいられずに

夜の街をタクシーを飛ばしてAの家に向かっていた



いつも俺を頼るくせに

困ったときは、いつも泣きそうな顔して俺にしがみつくくせに

どうして今回はなにも言わないんだよ…っ


HC「クソッ!」



あいつが辛いときに、自分が側にいないことに腹が立った


キキーッ…バタンッ



Aのアパートの前で車を降りた俺は

足早にAの部屋を目指した

夜中の訪問→←色のない時間



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(プロフ) - しあぽんさん» 私もJJを想像して書きました(笑) (2015年6月9日 23時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 裕さ~ん、今頃読んでミアネミアネ~「私」の好きだったヒチョの友達ってジェジュじゃないかと思っちゃいましたよ~そうは問屋がおろさなかったね~ 面白かったっす! (2015年6月3日 22時) (レス) id: 930a404ddf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - makimakiさん» 今までのものも読んで下さっているんですね(^^)嬉しいです♪ありがとうございますm(__)m私も得意じゃないです(爆)じゃぁ、なんで書いたんだ!って←二度目。 (2015年4月3日 0時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおなんさん» コメントありがとうございます(^^)/私も正直苦手です(爆)じゃぁ、なんで書いたんだ!って(笑) (2015年4月3日 0時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - あはっ(^o^)初コメです!?多分…エルプでJJペンのmakimakiです^^; 最近は…かっなりのJJ寄りなのですが裕さんの作品大好きなのでHCとわかっていても読んでしまいました;^_^A最近お太り気味のヒチョル様…あまり得意ではないのですが、この作品のヒチョル氏は好きでした (2015年4月2日 10時) (レス) id: 37faf3a357 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年1月17日 17時

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