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色のない時間 ページ3

「あのね…好きな人が、出来たの」



Aを呼び出し食事に行くと

突然、そんなことを言われた


楽しい二人の食事の時間のはずが

一瞬で色のない時間に変わっていく



HC「…誰だよ。俺の知ってるヤツ?」

「うん//良く知ってる人」

HC「…誰?」

「うんと…」



それは、昔からよく知る

俺の仲間



「ヒチョルと一緒にいると、彼とも一緒にいることが多くて

彼と話してると、なんだか不思議と自然にひかれていく自分がいたの

気付いたら…好きになってた//」



なんてことだ…

俺と仲の良いところを皆に見せびらかしてやりたくて

毎回Aを呼んでいたことが

まさかこんなことになるとは…


こんなにカッコいい男が一番近くにいるのに

どうしてお前はアイツを見てたんだ…


どうして…



「彼…彼女いるのかなぁ?」

HC「…。」

「彼って、どんな人がタイプなんだろう?」

HC「…。」

「ねぇ?ヒチョル?」


アイツはダメだ



HC「…。」

「ねぇ?」

HC「アイツはダメだ」

「どうして?やっぱり…彼女がいるの?」

HC「アイツには…好きな人がいる」

「…そっかぁ」



昔からよく知る仲間だからこそ

Aがアイツに抱かれるところを想像するだけでも

吐き気がする



アイツには気になる女がいるってことは

なんとなく知っていた


アイツから直接聞いたわけではないけれど

多分…そうだと思う


Aがアイツを思って泣くところなんて見たくないし

それを慰めたくもない



HC「分かったらさっさと諦めろ

泣くのはお前だぞ」

「…そうだね」



この時、Aはそれで諦めたんだと思ってた


でも

人の心は簡単にはいかない



分かっていたはずなのに


俺は、何も分かっていなかった

苛立ち→←俺の女



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(プロフ) - しあぽんさん» 私もJJを想像して書きました(笑) (2015年6月9日 23時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 裕さ~ん、今頃読んでミアネミアネ~「私」の好きだったヒチョの友達ってジェジュじゃないかと思っちゃいましたよ~そうは問屋がおろさなかったね~ 面白かったっす! (2015年6月3日 22時) (レス) id: 930a404ddf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - makimakiさん» 今までのものも読んで下さっているんですね(^^)嬉しいです♪ありがとうございますm(__)m私も得意じゃないです(爆)じゃぁ、なんで書いたんだ!って←二度目。 (2015年4月3日 0時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおなんさん» コメントありがとうございます(^^)/私も正直苦手です(爆)じゃぁ、なんで書いたんだ!って(笑) (2015年4月3日 0時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - あはっ(^o^)初コメです!?多分…エルプでJJペンのmakimakiです^^; 最近は…かっなりのJJ寄りなのですが裕さんの作品大好きなのでHCとわかっていても読んでしまいました;^_^A最近お太り気味のヒチョル様…あまり得意ではないのですが、この作品のヒチョル氏は好きでした (2015年4月2日 10時) (レス) id: 37faf3a357 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年1月17日 17時

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