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俺の女 ページ2

『なんなの!?日本人のくせに!
ヒチョルオッパとお酒飲むなんて10年早いのよ!』

『そうよっ!
オッパがなにも言わないからって!
図々しいにも程があるわよっ!』

「っ…」


早口で捲し立てる女達に、Aは何も言えず

ただその様子を見ているだけ


きっと、早口の韓国語が理解できないのだろう


俺は人を掻き分け、急いでAのもとへと向かう



HC「ごめんっ!ちょっとどいてっ」


何人かのギャラリーが出来ている真ん中に割って入ると

俺を見つけたAが、今にも泣きそうな顔で俺を見つめていた



HC「なにしてんの?」

『オッパっ!』


女達は俺に驚いて、何度も瞬きを繰り返してる



HC「俺の連れがなんかした?」

『オッパ…っ
どうしてこの子と仲良くするの!?』

『そうよっ!
オッパが有名人だからって近付いたにきまってるんだからっ!!』



それはないな…

だってAは、最初俺が誰だか知らなかったんだから



"ヒチョル?
…何してる人?"



HC「ふっ(笑)」

『オッパっ!』

HC「あのさ、この子
俺の女だから、もういじめないであげてくれる?」

『っ!?』

HC「分かったら早く帰った方がいいよ?
俺、キレるとヤバイから」

『っ…!』



女達は慌てて店を出ていった



「ヒチョルっ!!」



Aは俺に飛び付き、力強く背中に両手を回した



HC「よしよし(笑)
だから『オッパ』って呼べって言ったろ?」


怯えたように俺にしがみつくAの頭を

優しく何度も撫でる


お返しとばかりに、今度は俺がAの体に腕を回して抱き締めると

ここぞとばかりに、その髪に頬をくっつける



良い匂い


胸の奥が"きゅん"と音を出しそうだ



「私日本人だもん。ヒチョルはヒチョル」

HC「なぬっ!?」


この期に及んでまだそんなことを…


抱き締めていた腕をほどき

Aの肩を掴んで顔を合わせた



HC「助けてやったのになんだよっ!」

「それとこれとは話が別」

HC「っ!?
もう助けねーからなっ!!」

「良いもんっ!」

HC「なっ!?
泣きそうな顔してたくせにっ!!」

「私、ヒチョルの女じゃないし」

HC「っ!?
ああ言うしかなかっただろがっ!!」

「そんなことないもんっ!」

HC「なっ!?

このっ頑固もんっ!!」

「ヒチョルのえろおやじっ!!」

「「ふんっ!!」」



俺たちはいつもこんな感じ



でも…

俺は Aが 大好きだ

色のない時間→←オッパと呼べ



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(プロフ) - しあぽんさん» 私もJJを想像して書きました(笑) (2015年6月9日 23時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 裕さ~ん、今頃読んでミアネミアネ~「私」の好きだったヒチョの友達ってジェジュじゃないかと思っちゃいましたよ~そうは問屋がおろさなかったね~ 面白かったっす! (2015年6月3日 22時) (レス) id: 930a404ddf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - makimakiさん» 今までのものも読んで下さっているんですね(^^)嬉しいです♪ありがとうございますm(__)m私も得意じゃないです(爆)じゃぁ、なんで書いたんだ!って←二度目。 (2015年4月3日 0時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおなんさん» コメントありがとうございます(^^)/私も正直苦手です(爆)じゃぁ、なんで書いたんだ!って(笑) (2015年4月3日 0時) (レス) id: 10763d45a9 (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - あはっ(^o^)初コメです!?多分…エルプでJJペンのmakimakiです^^; 最近は…かっなりのJJ寄りなのですが裕さんの作品大好きなのでHCとわかっていても読んでしまいました;^_^A最近お太り気味のヒチョル様…あまり得意ではないのですが、この作品のヒチョル氏は好きでした (2015年4月2日 10時) (レス) id: 37faf3a357 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年1月17日 17時

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