第二十五話 ページ7
Aside
探偵社に訪れて、まだ5分も経っていない。
なのに…
「どうしてこんなに囲まれてるんですか、私…」
そう、現在
今日は地方の依頼が入った乱歩さんの案内役としてお迎えに来たんだけど…バレたし女姿でいいかなと思ったのが間違いだったかな…
「おぉー!やはりこのような美人だったとは…どうか私と心中してくれないかッ」
えとー、太宰さん?
この前とはだいぶ対応が違うようで…
「やっぱり女のほうがいいよA」
「そうですわ!ありのままの方が美しいですよ!ね?兄様?」
「ちょっ、ナオミッ!?ん”んっ、僕もそっちの法が良いと思いますよ」
皆口々に褒めてくれている、嬉しい、とっても嬉しい。
だけど…
後ろの国木田さんだけ状況を読み込めてないです!!
「お、おい…どういうことなんだ…?」
「あれ〜国木田君知らないのぉ?Aさん、本当は女性なんだよ?」
「はぁ!?」
あれ、国木田さん…あそっか、お茶会には居なかったもんな…
「国木田君以外、全員知ってるよ」
「な、な………………」
ご、ご愁傷さまでーす…。
それにしても、探偵社の皆さんは社員同士の雰囲気もいいし、実はと云うと自分もその中に入りたかったり…
「きょっ、今日はどうして探偵社に?」
その場の空気を流し、敦さんは云うと、乱歩さんが答える。
「僕の今日の案内係、それと」
それと?
バタンッッ
ヒィッ!?
……な、なんだ福沢さんか
福沢さんは乱歩さんの紹介で一度面識がある。
とは云っても、男装してたときだけど
「提案がある。Aを探偵社の協力者として契約したい」
「この提案について来てもらったんだ」
なるほど、そっちの方が利用頻度も増えるし知名度も今よりは上がると…
「僕は賛成だね。Aの異能は便利だし、本当は社に入ってほしいくらいだけど」
確かに、個人営業てるから、探偵社に入ることは出来ないけど協力者としてなら関わりを深く持てる。
「あしたも賛成だ、Aが良ければの事だけど」
「僕も賛成です」
「賛成」
探偵社側は全員賛成らしい。
「私も、その提案に賛成します。」
「そうか。では、後ほど社長室に来てくれ」
そう福沢さんは云うと、社長室に戻っていった。
「と、云うことは?」
太宰さんが乱歩さんの方を見る。
「契約成立、だな」
すると、探偵社は歓喜に包まれた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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優(プロフ) - 紲廿さん» よっし! (2019年7月5日 16時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - 期待してますー! (2019年7月5日 0時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)
紲廿(プロフ) - 櫻宮麗子さん» 了解です!なるべく優先できるようにしますね! (2019年7月4日 23時) (レス) id: c5680534b9 (このIDを非表示/違反報告)
紲廿(プロフ) - 優さん» 太宰と中也は作る予定なので、大丈夫ですよ! (2019年7月4日 23時) (レス) id: c5680534b9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - やっぱり太宰でお願いしたいです! (2019年6月30日 21時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紲廿 | 作成日時:2019年6月18日 19時