貴方に近づきたくて ページ8
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「テヨンイヒョン〜、入りますよ〜」
語尾の上がった可愛いらしい返事をしたテヨンイヒョンの部屋に足を踏み入れる。白と黒をを基調とした私たちの部屋とは全く違うこの部屋。
ムーディな間接照明に照らされたテヨンイヒョンの趣味であるプラモデルや色んなキャラクターのおもちゃ。
強く香るテヨンイヒョンが好きなキャンドルの匂い。
TY「お、もう出来上がったの？ウリAは流石だね」
ふんふんと鼻歌を歌いながら、くるりとこちらに椅子を回して、あどけない笑顔を浮かべたテヨンイヒョン。
今度のステージでテヨンイヒョンと2人で自作のラップを披露することになった私は、さっき書き下ろしたばかりの歌詞を見せるためこの部屋に訪れた。
TY「…わ、この部分いいね」
「そこちょっとだけ頑張りました」
TY「やっぱり俺、Aの書く詩が好きだな〜」
「私もテヨンイヒョンが作る曲大好きですよ？」
TY「うふ、絶対今度デュエットする！！約束！！」
ゲーミングチェアに座りながら、私が渡した紙を満足そうに見つめて、そばで立ってた私を上目遣いで見つめたテヨンイヒョン。
もう何年も一緒にいるのに、こんなに可愛いヒョンの姿を見るたびに毎度頭を抱えたくなる。
水分が沢山含まれた大きな瞳の中に、だらし無い顔をした自分が映ってるのに気が付いて、思わず顔を引き締めた。
TY「うん、俺はこれでいいと思うよ！」
「それなら良かったです笑」
満足気に頷いてくれたテヨンイヒョンにつられて、思わず私も笑みが溢れる。さっきまで何か作業をしてたらしいテヨンイヒョンの机の上を見てみると、そこには沢山のアクセサリーたちが置いてあった。
TY「…ふふ、やっぱりAはピアスが好きなんだね？」
「え？」
TY「だって凄く見てたから」
さっきまでの自分の目線を辿るとやっぱりそこにあったのは沢山のピアス。テヨンイヒョンはその中の一つを手に取って、私の目の前に持ってきた。
TY「これなんかAに似合いそうだね？」
星のような形をとったシルバーのピアス。でも表面にはちょっとしたマークが彫られていてデザインの凝ったものだった。流石お洒落番長のウリリーダー。センスが良すぎる。
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めろんぱん(プロフ) - hk1015さん» 前作もコメントくださいましたよね…！！本当に有難い限りです😭そうやって言ってもらえてとても嬉しいです（ ; ; ）これからもhk1015さんのご期待に添えるようなお話を書けるように頑張ります💚これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2022年11月20日 11時) (
レス) @page42 id: c9e8a3fe33 (このIDを非表示/違反報告)
hk1015(プロフ) - こんばんは！いつもお話楽しみにさせていただいています！このお話好きすぎるので終わってほしくないです😭😭 (2022年11月19日 21時) (レス) @page42 id: 0a7904ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2022年9月27日 0時
