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仕事終わりの夜。
シャワーから何から全てを終わらせて暇を持て余した私は今、部屋でギターを弾くマークの隣に堂々と大の字になって寝転んでるところ。
MK「やー、お腹見えてる」
「マークなんだからいいでしょ」
MK「アニ、そういう問題じゃないだろ」
「そういう問題なのー」
MK「その腹筋ヘチャニに譲ってやれよ」
「へへ、ヘチャンどころかマークよりも割れてるもんね〜」
MK「おま、はぁ…それは認めるけど」
良いから隠せ、ってギターに触れていた手でパーカーの裾を下げられる。練習の時も丈の短い服とか普通に着てるのに。この同い年ときたら本当にピュアで大袈裟なんだから。
MK「A、またそこで寝るつもり？」
「今寝ないように頑張ってる」
マークのみたいに優しくて、芯のあるギターの音色が心地良くて、しかもそれが自分のすぐ近くで繰り返されるから段々と意識が持っていかれそうになる。
MK「うーん、じゃあなんかやる？」
「なんかって？」
MK「インスタライブとか？」
「おっ、いいじゃん」
思わず落ちてしまいそうだった意識がマークの提案によってすっかり戻ってきて
その気になった私は、すぐ近くにあったマークのスマホを手にとる。
近くにいる時間が長すぎて、いつからかお互いに覚えてしまったパスワードを慣れたように打ち込んだ。
縦画面にちゃんと2人が映るようにしてボタンを押すと、左上の数字が少しずつ増えてく。
MK「アンニョーン」
「お、夜なのに沢山入ってくるね」
MK「皆さんご飯食べましたかー？」
“ えまって99ズなんだけど ”
“ Aすっぴん？超可愛い ”
“ ヌナはもうご飯食べたよ〜 2人は？ ”
「…あぁすっぴん…恥ずかしいからそんなに見ないでください」
MK「ｿﾙﾁｷすっぴんでもメイクしててもそんなに変わらないと思うんだけど？」
私が顔を隠すために被っていたフードを取って、顔を覗き込んできたマーク。
「待ってそれ褒めてないよね？？」
MK「アニ、そういう訳じゃなくて、…うん」
私と同じ様にすっぴんで、いつもより幼く見えるマークの目が、あまりにも分かりやすく泳ぐものだから私も笑ってしまった。
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めろんぱん(プロフ) - hk1015さん» 前作もコメントくださいましたよね…！！本当に有難い限りです😭そうやって言ってもらえてとても嬉しいです（ ; ; ）これからもhk1015さんのご期待に添えるようなお話を書けるように頑張ります💚これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2022年11月20日 11時) (
レス) @page42 id: c9e8a3fe33 (このIDを非表示/違反報告)
hk1015(プロフ) - こんばんは！いつもお話楽しみにさせていただいています！このお話好きすぎるので終わってほしくないです😭😭 (2022年11月19日 21時) (レス) @page42 id: 0a7904ff1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2022年9月27日 0時
