レペゼン地球の完全妄想小説 (ページ5)

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Aside

ｻﾞｱｧｧｧｰ
『なんでこんなことに、、、』

私は今、ついさっき出会った人の家でシャワーを浴びている。頭が追いつかない。

『誰にも迷惑かけずに生きるつもりだったのにな。』

そー思いながらも、やっぱり助けて貰えたのは嬉しいと思うのはおかしいだろうか。モヤモヤしながらも、温かいお湯に幸せを感じる。つい昨日までは、こんなことになると思っていなかったのだ。もう少し幸せにひたりたかったが、迷惑になるかと思い風呂場を出る。

A「、、、下着ベチャベチャじゃん」

さっきはつい、今の使うと言ってしまったが、さっぱりした体に冷たく濡れたものを付けるのは気が引ける。

A「まぁ、着なくてもいいかな。」

そー思い、先程お兄さん、、、脇さんが貸してくれた
少しぶかぶかのTシャツを着る。

A 『下はさすがに履かないとダメか。』

と思い、すこしためらいながらも、下着を履き、貸してもらったズボンを履く。

ズボンも少しサイズが大きく、すぐずり落ちてしまいそうだ。先程までつけていたベルトを手に取り、自分の腰に着け、みんなの元へ戻った。

リビングにて

A「戻ってきましたよ。お風呂、ありがとうございました。」

脇「おおー全然いいとよ。」

感じ良くお礼を言えない自分に嫌気がさす。
すると、

？？？「え、この子誰と？」
？？？「え、脇の連れやと？」
？？？「え、ガチで可愛いと」

銀色、紫色、赤色の派手な髪をした人達が不思議なものを見るような目で見てくる。

A「先程、外で困っていたところを脇さんに助けていただいたんです。今日一日だけですが泊まらせて
いただけると嬉しいです。」

言葉選びを意識したので、返事をするまで少し間があった。

銀太「あ、そーゆー事っちゃね。俺はみんなに銀太って呼ばれとーから銀太でいいとよ。」
ふぉい「俺はふぉいって呼ばれとるとよ。」
まる「俺はまるって呼ばれてるよ～」

A「よろしくお願いします、
　銀太さん、ふぉいさんまるさん。」

銀太「呼び捨てでいいとよー」
ふぉい「別に敬語じゃなくてもよかばい。」
まる「そんな緊張しなくていいのに笑」
脇「あ、俺のことも呼び捨てで読んで欲しいばい！」

A「わかりました、これからそーしますね。」

銀太「敬語使わんでいいばい！笑」

A「あ、笑癖は抜けないね笑」

『一日だけなのにな』と思いながらも、優しく迎えてくれることが嬉しくて、久しぶりに心からの笑顔になった。