双子座流星群～夏～ (ページ23)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:23,517 hit

48 ページ23

.

風磨は一人だけ駅が違うんだけど仲間外れみたいだからって同じ駅で降りた

健人と美沙は歩くのが早いからスタスタ行って

それか美沙が気をきかせて早くいったのかもだけど。

だから今は菊池と2人。

「いたっ」

風「どうした？」

「いや、あの…」

こんなもうすこしで家ってところで

靴擦れしましたっていうのも…

と、悩んでると察したのか

ちょっとこいと公園のベンチに座らせてくれた

風「真っ赤じゃんこんなの我慢してたの？」

「いやだって…」

風「はぁ…」

そういってどこに持てったのかわからない

絆創膏を貼ってくれた

2人になると優しくなるのかな…

「ありがと。菊池。」

風「…風磨。」

「へ、？」

風「線香花火の命令。菊池じゃなくて風磨。」

「い、いきなりよ、よびすて？」

風「え、命令に逆らっていいんですか？」

「わ、わかった。」

風「はい、呼んで」

え、ここで！？

もっと家で練習しとけばよかった…
→いや家でやってたんかい笑 by美沙

「ふ、」

風「ふ？」

「ふ、ふう、ま」

風「…よくできました」

そういって菊…風磨が立ち上がった

耳が赤かったのは気のせいかな。

それから少しあるいて家についた

「送っていただきありがとうございました。」

風「ちゃんと言えるようになったんだ？笑
あのときは急いで家のなかにはいって…」

「ああああ！！もうそれは忘れてください！！」

風「はい。笑じゃあな」

「うん！」

風磨の背中をおってみてると

「流れ星！！！」

一瞬だったからなにもお願い事できなかったけど。笑

人生で初めて見たかも！

風「流星群…」

.