過去からの贈り物【妖怪ウォッチシャドウサイド】【ケータが来た。】 (ページ37)

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知らぬ者ページ37

あれから少し進んだ後
俺はふと妖怪ウォッチの事を疑問に思い
歩くのを止め少し立ち止まる

ｹｰﾀ「あれ？
妖怪ウォッチ持ってるって事は

アークも持ってるの？」

俺より前に進んでいたケースケは
俺の問いに対し
また歩むのをやめてクルリと振り向いた

ｹｰｽｹ「今持ってるけど見る？」

俺が返事をする前に
ケースケがポケットからアークを取り出す

嬉しそうだね

ｹｰﾀ「綺麗..」

ｹｰｽｹ「結構数あるでしょ！」

当然だよ！と鼻を高くするケースケの姿は
生き生きとしててメダルを見てる俺に似てる

てか知らない妖怪多いね！！
俺が時代遅れ！？

ｹｰﾀ(そいえばキュウビと友達だったけど
俺の知ってる妖怪他に居るかな)

そいえばキュウビなんて何故か着物着てるし
オロチは青年みたいだったし

もはや誰おま状態で年取らないと思ってたけど
どういう仕組みなんだろう？

ｹｰﾀ「..え、これ誰！？」

ｹｰｽｹ「ふぶき姫だけど..？」

ｹｰﾀ「いやいや成長期の幅が違いすぎて
誰か分かんないんだけど！？」

見たのは皆ご存知ふぶき姫である

とは言ったものの俺はこのふぶき姫を
ご存知じゃない

えっ何この違和感。
俺ふぶき姫の家族構成知らないけど
実は姉妹でした☆とかじゃないの？？

＿ﾊﾞｷｯ

ｹｰﾀ「？」

勢い良く何かを踏んだ音が俺の耳に入り込んだ
多分気の枝だろうか

けど可笑しいのはここからだ

なんせ”俺達は

ここから一歩も動いてない”のだ

そう
どう考えても可笑しい

奥から..
森の奥に何かが居る？

そう考えて間違い..？

＿ﾊﾟｷﾊﾟｷ..

ｹｰｽｹ「ケータロー、

今枝踏んだよね？」

ｹｰﾀ「いやそれは

ケースケでしょ？」

顔を見合わせる俺達。

『ﾐｨﾝ..ﾐﾝﾐﾝ』

途端に鳴き出す蝉の音は

まるでこの山全体に警報を鳴らす様に
響き渡る

主に俺らが此処に居ると、

そう伝える様に..

俺考えるの放棄する。
ちょっと自分で考えてなんだけど
怖くなってきたから。。泣

ｹｰｽｹ「無理無理無理無理！！」

ケースケがゲジュタルト崩壊しそうで

俺が無理((

いやまぁ確かに怖いけどさ？
ただ蝉が鳴i『..ｼﾞﾘｼﾞﾘ!!』

途端、
直ぐ俺達の真後ろから

蝉が叫ぶような強烈な音が..

このフラグ回収の早さよ。
俺泣いていいかな？