検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:91,178 hit

知り..合い? ページ26

ケータ「!」


まさにその時だった



「じゃあなケータ」


俺が気付いた瞬間はある少年が
俺の横を通りすぎる時だった

その言葉は確かに俺個人に向けられていた



ちょっと待ってね。
俺今ちょっと脳が追い付かないんだ


第一に
俺、あんな人知らないんだけど?

え?じゃあ何??
俺初対面の人に名前当てられて
声掛けられたの??



未来ほんと素直に怖い..



ケータ(過去に面識..ないよね??)
(※酒呑童子だと気付いてない)


誰かと間違えられたというのも想定するが
多分それはない。



俺が通りすぎた少年を横目から見ると

丁度振り向いたのか俺に向かってフッと笑い
また歩き始めた






ケータ(あれ?)



けどやっぱ可笑しいんだ



アヤメ「あれ?今」

ナツメ「どうかした??」

アヤメ「?..なんでもないみたい」


アヤメさんは立ち止まり「気のせいかな」
と呟いた後、

またナツメさんの隣で歩き始める




うん、それ気のせいじゃない

だって俺にも見えたんだから。



違和感の正体は少年がアヤメさんを通り過ぎる時に
アヤメさんの肩に当てたものだ


はっきりとじゃないけど
確かに気の棒みたいのをアヤメさんの肩に自然に当てていたのを
俺はこの目でちゃんと見た


はっきり言って攻撃には見えなかったし
見た目は妖怪?というより人間だった



けど未来の妖怪って人間に化けるの上手すぎて
もう良く分かんないんだよねぇ!!


オロチもそうだけど皆クリオリティ高い!
単にランクが高いだけかもしれないけど

見分けがつかないし俺には無理!

これに関しては降参だよ!!


少年に関しては
情報が圧倒的に少ないしこのままでは
あの少年の正体に迫ることは無理とみた



アヤメさんの肩に当てたものについては
あれが何かまでは分からないけど

ただ分かるのはあれがワザと当てたものではないということだ



あれは狙って当てたものだった
少年の狙いはもしかしたらアヤメさんなのかも..






ケータ(今は調査に集中して

後で考えよ..)

俺としては
もう少し確かな情報がほしいところだ



帰ったらカイラやエンマにでも聞いてみよう

あの二人なら何かしらの情報を持ってるかもしれないしね。




俺は皆が立ち止まったテントらしき方に
歩み寄る



アキノリ「妖気はここから出てるみたいだな」



まだ少年を敵呼ばわりするのは早いし
直接的な攻撃はされてないから当分保留かな?

あの様子を見れば話は出来そうだし
うん、敵と決まった訳じゃない!!




俺は自分の気を落ち着かせて皆に続くように
中に入った

顔どろぼう→←大切な



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あいよん - だいすきでででぇす!続きをくださぁぁいい! (5月28日 23時) (レス) @page41 id: d3c9966a9e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - いつ見ても面白いです!! 続きをー〜〜くださぁぁぁぁぁぁィィィィィ!!! (2022年8月2日 9時) (レス) id: f62e6c062f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヤ様推しの東方ガチ勢 - 続きィィィィィ!!!! (2022年7月26日 0時) (レス) @page41 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
haruharuTH(プロフ) - 続きおめぐみくださあああああああああい (2022年2月22日 15時) (レス) @page41 id: 91bc07679a (このIDを非表示/違反報告)
失格人間(プロフ) - 終わっちゃったァァァ………( 。ω 。) (2021年5月17日 0時) (レス) id: 08165bdb86 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白銀なるか x他1人 | 作成日時:2019年1月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。