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大王の威厳 ページ18

それはいつの日だったか

今日みたいに妖魔界も慌ただしかったなぁ




ある所に天野ケータと見空イナホという人間が居た。

俺はそいつらとあることがきっかけとなり
晴れてトモダチになれた





けど




楽しい毎日がそう長く続く筈もなく




二人はいつしか妖怪が見えなくなった




ずっと一緒に居られるなんて有り得ない
それは俺だって分かってたんだ



けど裏切られた。見捨てられたって感情が
俺の中には大きかった



『俺は忘れないよ』



ケータはそう言ってたが

やっぱ大人になってから見えなくなった



ほんっと嘘つき。


俺、何あの言葉に何期待してたんだ?


”信じてたのに„ってなんで思ったんだろ






カイラ「エンマ!

おいエンマ!トモダチが出来たぞ」


「あ?何言ってんだよ

カイラがトモダチ??」




それはまたある日

俺がエンマ邸にぬらりと一緒に帰ってきた日のことだ



最初は信じてなかった

だってコイツにトモダチとか
性格からしてぜってぇできねぇもん(失礼)



けどカイラのキラキラした表情を見て
俺は何も言えなくなった








カイラ「ほらコイツだ」



カイラは変わらずの表情で
後ろに隠れていた人間を俺の前に出した







俺はナツメ達だとばかり思ってたから
ソイツを見ると目を見開いて驚かずには
いられなかった




だってソイツは









「ブフゥッッ!!」





俺のかつてのトモダチ

天野ケータだったから




俺はケータを見て盛大に吹き出す



ケータ「久しぶり?エンマ大王」





俺はむせかえり
ゲホゲホと咳をその場に響かせた







やべぇ笑えねぇ



なのに俺、可笑しいんだ


嘘つきって思ってたのに
いざ会ってみると憎しみなんて消えてて


すっげぇ嬉しくなるんだ





エンマ「なっなんで!!」


カイラ「単なるドッキリだ
騒ぐんじゃない」


エンマ「馬鹿言え!
心臓止まるかと思ったじゃねぇか!?」



俺がひぃひぃ酸素を求めてカイラに言うと
カイラは騙される方が悪いと言い

俺を嘲笑う






つか柱の物陰からぬらりの笑い声聞こえてくんだけど
これ何??←


お前も揃いも揃って俺騙してたのか?


俺はぬらりの忠誠心に呆れ
俺は笑顔を見せるケータに向き直りある言葉を掛けた





エンマ「なんでケータが居んだよ」


ケータ「タイムスリップって奴?」




俺はこれからの事が不安にあり
手を頭に打ち付けた

探偵団の方では?→←○○大作戦



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あいよん - だいすきでででぇす!続きをくださぁぁいい! (5月28日 23時) (レス) @page41 id: d3c9966a9e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - いつ見ても面白いです!! 続きをー〜〜くださぁぁぁぁぁぁィィィィィ!!! (2022年8月2日 9時) (レス) id: f62e6c062f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヤ様推しの東方ガチ勢 - 続きィィィィィ!!!! (2022年7月26日 0時) (レス) @page41 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
haruharuTH(プロフ) - 続きおめぐみくださあああああああああい (2022年2月22日 15時) (レス) @page41 id: 91bc07679a (このIDを非表示/違反報告)
失格人間(プロフ) - 終わっちゃったァァァ………( 。ω 。) (2021年5月17日 0時) (レス) id: 08165bdb86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀なるか x他1人 | 作成日時:2019年1月14日 18時

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