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祟り狐と ページ12

ケータ「あ〜見失ったぁ」



辺りを見渡しても道、道、道


そう、


俺は
もしかしなくても迷子である←


時間は夕方

オレンジ色の空がその町全体を染め上げた。


美しい幻想の世界がそこに広がる




俺の虚しい足音だけが

ここに響いた





足速いし

俺この町慣れてないし


見失うのは必然的だった



ケータ「うぅ」


俺は悩んだ挙げ句
一旦さっきの人達の顔だけでも思い出す事にした


別に今日じゃなくても良いし
今度会った時に過去と未来のことについて聞けばいい


と言ったものの多分良い情報は知れないと思うけどね



確かおさげの子と

クール系

神社スタイル




あとは?



ケータ「そういえばあの子


俺に似てなかった?」



もう一人は俺によく似た男の子


俺はその子にある疑問を持つ



髪型といい、声も聞いた



もしや俺の息子なのでは?



そんな考えまで頭に浮かんできた




そんなわけないよね




俺は無い無い と手を横に振り歩き出す









ケータ「ってえぇ!?」



俺はその時
いつにもなくその場を指差し
大声を発した




見えるのは祠とさっきの人達
諦めかけてた時にチャンスはやって来るというけど

それは多分この事を指していたに違いない


けど様子が可笑しい

変な妖怪が居るし



何より揉めてる..?









まさにその瞬間だった




さっきまでのしんみりとした空気は

怪しい奇妙な空気に包まれ


もやもやとした嫌な風が

俺の頬をかする




まるで鬼時間のような雰囲気に



俺は生唾を呑んだ





「危ない!」



ケータ「ひっ」


瞬間

あの人達と揉めてた狐の妖怪が
俺めがけて襲いかかってきたんだ



俺は後退りをして

妖怪の攻撃を紙一重で避けた







俺死ぬかと思ったよ..

しかもなんか俺関係無いのに巻き込まれてるし



俺今日不幸しか無いじゃん!



俺は自分の不運を呪いつつ

妖怪の動きに警戒した





「身体をよこせ!!」



確かに妖怪はそう言った



殺気に満ちた目には

何かに必死になる気持ちが要り混じっている






この目は何度も見たことがある


悪い妖怪っていうのは

憎悪や憎しみが妖気に混じっているんだ




けど

この妖怪にはそんなの無かった








誰かを想う優しい心がこの妖怪にあった






ケータ「ねぇ((「今の内に 召喚キュウビ!」」



俺が話し掛けると同時に女の子のウォッチが反応する



最後まで言わせてよ、、



というかキュウビ?
キュウビってあの??




俺は呼び出されるその光景に目を奪われた

キュウビだ(確信)→←妖怪探偵団?



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あいよん - だいすきでででぇす!続きをくださぁぁいい! (5月28日 23時) (レス) @page41 id: d3c9966a9e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - いつ見ても面白いです!! 続きをー〜〜くださぁぁぁぁぁぁィィィィィ!!! (2022年8月2日 9時) (レス) id: f62e6c062f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヤ様推しの東方ガチ勢 - 続きィィィィィ!!!! (2022年7月26日 0時) (レス) @page41 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
haruharuTH(プロフ) - 続きおめぐみくださあああああああああい (2022年2月22日 15時) (レス) @page41 id: 91bc07679a (このIDを非表示/違反報告)
失格人間(プロフ) - 終わっちゃったァァァ………( 。ω 。) (2021年5月17日 0時) (レス) id: 08165bdb86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀なるか x他1人 | 作成日時:2019年1月14日 18時

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