過去からの贈り物【妖怪ウォッチシャドウサイド】【ケータが来た。】 (ページ22)

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見えますページ22

ｹｰﾀ「うん
..見えるよ。」

俺は凛とした声をその場で響かせる

辺りはそのせいでシンと静まるが

やはり皆の注目の視線は俺に
向けられている

ｱｷﾉﾘ「なら良かったらここに入らない！？

君が居たら心強いからさ！
えと俺アキノリ！君は？？」

一瞬の沈黙は彼の言葉によって打ち壊され

さっきまでの緊迫した空気は
歓迎ムードへと姿を変えた

ｹｰﾀ「ケー、、ケータロー」

この反応を見ると

俺が妖怪見えるって事は想定済みかな？

その予想外の反応に俺は戸惑いつつ
苦笑いで名前を言った

危な..今完全にケータって言おうとしてた

ｱﾔﾒ「私アヤメ！
宜しくねケータローくん！」

ｹｰﾀ「うん宜しく」

その後は自己紹介が始まる

どうやら俺がケータって事は
ばれてないみたいで内心ホッとしたのを覚えてる

これでバレたなんて事になったら
もはやその思考はコ●ンレベルだから！！

まぁこの様子を見ればバレることは無いと
思い..ﾏｽ(弱気)

取り合えず一旦俺が過去から来たのは
当分秘密になりそうだと思った

てかこの人数を覚えるのは大変すぎる
多分名前覚えられない。

ま、特徴があるだけマシだよね？
けど覚えるのに時間がかかりそうだ

ｹｰﾀ「えと、妖怪達は？」

ｺﾏ「言わなくても分かると思ったが

コマさんだ宜しくのぅ」

皆の自己紹介が終わっても
まだ妖怪の名前を聞いてない事に気付き聞くが

その返答は俺の思考を覆すものとなり
俺は脳内に「！？」を思い浮かべた

いやコマさんでしょ？？
コマさんってあの可愛くてもふもふの..

えぇ？(困惑)

俺がハテナを浮かべると
次々に他の妖怪が名前を言っていく

いやコマさんはこの際仕方ないとして

ウィスパーとミツマタノズがもう謎！！

何その筋肉！？
もうこの時点で可笑しいんだけど！？

正直言って俺だけじゃツッコミ無理！！

もう嫌だこの世界って本気で思ったよ！←

ｹｰﾀ「宜しく(落ち着け俺..)」

取り合えず
思考停止して真顔で返事を送るが
もう俺、冷静に判断出来る気がしない

ｹｰﾀ(そうだ、きっとこれは夢だ)

もう思考すら辞めた俺は
そうに違いないと自分に思い聞かせ

現実逃避を始める

そんな時確かアキノリ(だっけ？)が
パソコンをいじり

俺達の方に向き直った

ｱｷﾉﾘ「と、
ここで皆自己紹介が終わったな！

じゃ今日も怪奇案件といくか！！」

やる気のある声と
その言葉で俺はある確信を得た

ｹｰﾀ(これ、もしかして

俺もメンバーに入ってるの！？)