みかげくんといっしょ。【ブルーロック】 (ページ1)

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素直になれたらページ1

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ブルーロックではみんなで共同生活を送る。

基本的にずっと練習だから、1人の時間は限られている。

グループごとの部屋割りで、1人になれる時間は少ない。

そんな中、自由時間になると毎回会いに来てくれる私の恋人、玲王。

今日も練習で疲れている中私の所へ来てくれた。

それなのに私は、どうしても恥ずかしくてツンツンした態度を取ってしまう。
悪いとは思ってるけど、羞恥心が邪魔をする。

「でさ、今日も凪が俺のパスから気持ち良いくらい綺麗なシュート決めてさ」

楽しそうに今日の練習であった出来事を話してくれる玲王。

こういう他愛のない話も玲王となら楽しい。

「…もしかしてA、眠い？」

『んーん、だいじょうぶ』

「嘘つけ、声がぽわぽわしてんぞ」

『そんなことないよ』

そう答えたが、今日はいつもより早起きだった上忙しくて正直眠い。

でも、せっかくの玲王との時間を潰してしまうのも嫌。

「強がっても無駄だぞ、今日は早めに寝ろって。代わりに明日はいつもよりちょっと長く一緒に居ような」

そう言って玲王は子供をあやすように私の頭を優しく撫でる。

玲王の手、大きくて好きだな…

「じゃ、俺帰るから」

撫でていた手を止め、出口へ向かう玲王。

あ、待って…

と口にする前に、玲王の背中へ抱き付く

「は？え、……A？」