迷子フラグ ページ1
私、Aは最近お父さんの仕事の都合で転校してきた。
学校では普通に友達も出来たし花のJKライフには何も問題は無い。
…しかし通学に問題があった。
そう、私は方向音痴なのだ。家に帰れないレベルに酷い。
だから、いつもは送り迎えして貰ってたんだけど…。
母「A！ごめんね〜お婆ちゃんが入院しちゃったから今日からしばらく学校送り迎え出来ないのよ」
『そうなの？分かった！…(そうだ、これは方向音痴を克服するチャンスなんじゃ…！)待ってお母さん！私もう高校生だしこれからは歩いて学校まで行くよ！』
母「…良いけど…あんた大丈夫？」
『大丈夫、大丈夫！さすがにそろそろ方向音痴直したかったし！お婆ちゃんにお大事にって言って来てね』
母「分かった、じゃあ宜しくね！」
『うん！任せといて！』
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＿「それで、方向音痴のアンタが一人で帰るということね」と、若干私を馬鹿にしているこの子は私の家の近所の子で転校してすぐに仲良くなった友人のユリだ。
「アンタ一人じゃ怖いし私も付き合おっか？」
ユリが居た方が心強いけどそれだといつまでも克服出来ない気がする。
『えーでもそれじゃ意味無いからなぁ…。まぁ、多分大丈夫だって！私だってもうこの通学路も覚えちゃった気がするし！多分』
ユリ「多分じゃん…」
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今日はラッキーなことに学校が早帰りだったため、さっそく宣言通りに一人で帰る事にした。
ユリ「大丈夫だとは思うから…一応念のために書いたけど、マジで気をつけてね…？」と、親友が手書きの地図まで持たせてくれた。
『も〜そんなに心配しなくてもちゃんと帰れるのに〜本当にユリは心配性なんだから…。』
私は特に心配せず地図を時折見ながら進んでいった。
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その後私はしばらく歩いて気づいてしまった。
『…あれ？私、この地図、逆に見てない？』
私は確信した。もう確定で迷子になっていると。
親友の予感は的中してしまっていた。
慌ててスマホを取り出すのも虚しく、圏外になってしまっている。
『ど、どうしよう…』
とにかく、日が暮れる前に早く帰らなければ。
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レオレオコ - キル坊さん、教えてくれてありがとうございます。外せてますかね？ (2022年12月8日 19時) (
レス) id: 8e8d416846 (このIDを非表示/違反報告)
キル坊(プロフ) - オリ.フラ立ったまんまになってますよ〜！ (2022年12月8日 9時) (レス) id: a4a1b981d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオレオコ | 作成日時：2022年11月29日 18時
