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最近Aのことを好きな気持ちが、さらに増している気がして。
Aはそんな場合じゃないって思うけど、気持ちを抑えるのに精一杯。
今だって、いつだって、Aの目にはナガツしか映ってなくて。
…俺の入る隙もない？
わ「…顕嵐？」
考え込んでいた俺に気づいたのか、Aが話しかけてきた。
美味しそうに食べていたオレンジアイスを食べ終えたAは、かじかみそうな手をこすり合わせて。
わ「…どした？」
顕「…なんでもない」
わ「絶対なんかあるでしょ」
顕「…ねえよ」
わ「うそだ、隠してる」
……お前のことなんだけど。
顕「…叶わないって分かってても、アタックするのはありだと思う？」
わ「…んー、、」
顕「告っちゃいけないって分かってても、それが本人の迷惑になるって分かってても、好きで好きでたまらなくて、それでも気持ちを抑えないとダメだと思う？」
わ「あら…ん？」
俺がこんなに言うのは珍しくて、Aは驚いてる。
顕「…好きなやつが苦しんでるところ見ると、俺まで苦しくなんだよ…」
顕「…っ、は？」
気づけば俺はAにぎゅっと抱きしめられていた。
わ「…告っていいと思う」
顕「…」
わ「私はバカですぐ戸惑って行動に移せないけど、顕嵐にだけは後悔してほしくないよ」
顕「……」
わ「…頑張って伝えてこい、あらん」
トントン、と優しく背中を叩かれた。
伝えていい？この気持ち。
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とみっちゃん(プロフ) - 初めからずっと読んでてキュンキュンがとまらなくて続きが気になります！更新応援してます！ (2021年5月17日 3時) (
レス) id: 3662e0c7dd (このIDを非表示/違反報告)
りょうか - 更新待ってます！南ちゃんみたいな子が出てくる話大好きです。頑張ってください (2020年1月12日 13時) (レス) id: b5becbd2a0 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 1からずっと読ませていただいてます^_^ とっても面白いです！これからも更新待ってます！☆ (2019年1月8日 23時) (レス) id: 38303eefcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すもも | 作成日時：2018年12月16日 20時
