鏡の失踪事件 ページ20
1番最初に来たのはアキノリ。
まあ妖怪探偵団のリーダーっていう威厳があんだろーな。
アキ｢お邪魔しまーす！｣
｢お、早いな｣
アキ｢勿論だぜ！｣
その後遅れてナツメとトウマ、そして巻き込まれたであろうケースケがやってきた。
ナ｢ごめんね、遅れちゃった｣
ト｢色々してたら遅くなっちゃって…｣
ケ｢うう、なんで俺まで…｣
行く前から震えるケースケを宥めていると、メリィがやってきた。
メ｢お茶を準備させて頂きました。良ければどうぞ｣
メリィが出してくれたのは、紅茶とケーキ。
紅茶の香りが部屋に広がり、少しケースケも安心したらしい。
アキ｢で！今回の怪奇事件はこれだ！｣
ト｢｢鏡の失踪事件｣…？｣
書き込みにはこう書いてある。
【友人と深夜に遊び歩いてた時、急に背後に人気がしたんだ。振り向いたら、中学生くらいの子供が立っていて、それを見た瞬間、いきなり目の前が真っ白になった。やっと光が納まったと思ったら友人が隣にいなくて、子供がいたところを見ると、まだ子供がいてその子供の前には鏡があった。そしてこう呟いたんだ。｢…お前じゃない｣って…未だに友人は見つかっていない】
…要約するとこうだ。
｢友達と深夜に一緒にいたら、子供がいてその子供になにかされて友人は失踪した｣…という事だろうな。
ナ｢｢お前じゃない｣ってどういう事だろう…？｣
｢…誰かを探してんじゃねーか？｣
ト｢そうだね…確かに辻褄は合うけど…｣
アキ｢問題はその失踪した人がどこに行っちまったかってことだよなー…｣
…ん？
｢おい、この書き込みまだなんか書いてあんぞ｣
皆｢ん？｣
【後日、深夜にその友人が失踪したところに行ったら、割れた鏡の破片が落ちてたんだ。その破片に触れようとしたら、触れた瞬間痛みが走ったんだ。切ったのかと思ったけど違った。よく見たら、蜘蛛が俺の指に噛み付いてた。その瞬間、辺りは黒い雲に覆われて、巨大な青い蜘蛛がいたんだ。それを見た瞬間、無我夢中に走って逃げたよ。あの蜘蛛と鏡、なにか関連性でもあるのか…？】
｢鏡に、蜘蛛…｣
アキ｢まず確実に妖怪だな｣
ト｢そうでなきゃ、巨大蜘蛛なんて信じられないよね…｣
ナ｢その男の子とも何か関連してるのかな…｣
アキ｢この書き込み主によれば、その子供と会ったのは深夜。そして蜘蛛と出会ったのも深夜。これはなんか関連してるな！よし、今日の深夜、張り込みするぞ！｣
皆｢おー！｣
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クランドール・ブラッディ - ヤンデレ来て欲しいです！お忙しい中ありがとうございます！ (2021年5月4日 22時) (
レス) id: fad690bd23 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶黒狐@(プロフ) - ありがとうございます！ヤンデレは正義と思ってるのでもっと頑張ろうと思います！ (2019年4月22日 13時) (レス) id: 82343ea2fc (このIDを非表示/違反報告)
まらそ - ヤンデレは読んでて怖楽しい！(？)これからもお忙しいかもしれませんが、頑張ってください。 (2019年4月22日 13時) (レス) id: 16a78ad417 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶黒狐@(プロフ) - ありがとうございます！はわわ…すっごい嬉しいです…！！ (2019年3月30日 8時) (レス) id: 82343ea2fc (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆 - 最高にいい作品だと思います！続き楽しみにしてます (2019年3月30日 3時) (レス) id: 38976ecf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶黒狐@ | 作成日時：2019年1月14日 23時
