いや早えーな ページ12
HRが終わり、休み時間になった。
クラスの奴らが群がるより先に、あのお下げの女が来た。
めっちゃはえぇ…((
？｢ねえ千��さん！｣
｢あ？んだよ…｣
めんどくせぇ…
ナ｢同い年だったんだね〜！私、天野ナツメ！よろしくね！｣
｢あー…よろしく｣
皆｢なになに！？ナツメ会ったことあるの！？｣
｢…ちょっと訳ありでな｣
皆｢そうなんだ〜、いいなー！｣
ナ｢にしても同い年なんて分かんなかったよ、すっごい大人びてて｣
｢…そーか？身長とか見りゃ分かると思うが…｣
そんな話をしていると、もうすぐ授業が始まる時間だ。
｢…おい、ナツメ。もうすぐ授業始まるぞ｣
ナ｢(い、いきなり名前呼び!?…すっごい嬉しい)う、うん。ありがとう///｣
｢あ？どした？真っ赤だぞ。保健室行くか？｣
ナ｢だ、大丈夫だからち、近いよ！｣
｢ふーん…そうかよ｣
なんであんな真っ赤になってんだ？
まあいいや。
席に着くと、ハルヤが話しかけてきた。
ハ｢…随分天野さんと仲良いんだね｣
｢別に仲良かねぇよ、ちょっと縁があるってだけで｣
ハ｢ふーん…そう…｣
〜放課後〜
ナ｢A！一緒に帰ろ！｣
｢あ？なんでだよ…｣
ナ｢一緒に帰りたいから！駄目かな…？｣
｢…はあ、しゃーねーな｣
断るに断れねぇ…
ナ｢あ、トウマも一緒だよ｣
｢…トウマ？｣
ナ｢ほら、あの青い…｣
｢あーあいつか。…もう一人いなかったか？｣
ナ｢あー、あれはアキノリ。アキノリは違う学校なの｣
｢そうなのか｣
そんな他愛ない話をしながら、玄関へ向かう。
ナツメを恨めしそうに見る二つの視線に気づかないまま。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハ｢…もう既に接触済みか…面倒な事になりそうだ｣
一人の少年はぽつりと呟く。
ハ｢…Aは俺の事、覚えてないのかなぁ…｣
その呟きは、どこか悲しそうで。
洞｢…酒呑童子様｣
ハ｢フン、お前如きにAを渡す訳ないだろ｣
洞｢渡さなくて結構です。…奪いますから｣
ハ｢やれるものならな｣
その頃Aは…
｢へっくしゅっ！｣
ト｢A、大丈夫？｣
ナ｢風邪でも引いた？｣
｢…分かんねぇ、誰かに噂でもされたか？｣
すごく平和だった((
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クランドール・ブラッディ - ヤンデレ来て欲しいです！お忙しい中ありがとうございます！ (2021年5月4日 22時) (
レス) id: fad690bd23 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶黒狐@(プロフ) - ありがとうございます！ヤンデレは正義と思ってるのでもっと頑張ろうと思います！ (2019年4月22日 13時) (レス) id: 82343ea2fc (このIDを非表示/違反報告)
まらそ - ヤンデレは読んでて怖楽しい！(？)これからもお忙しいかもしれませんが、頑張ってください。 (2019年4月22日 13時) (レス) id: 16a78ad417 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶黒狐@(プロフ) - ありがとうございます！はわわ…すっごい嬉しいです…！！ (2019年3月30日 8時) (レス) id: 82343ea2fc (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆 - 最高にいい作品だと思います！続き楽しみにしてます (2019年3月30日 3時) (レス) id: 38976ecf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶黒狐@ | 作成日時：2019年1月14日 23時
