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「私と幹部って、どんな関係なの？」
やっぱり、聞かずにはいられず、話を掘り返してしまった。
小さくため息をついた彼女は、もうはぐらかせないと判断したのか、困ったように呟く。
「事細かにお答えすることは出来ません」
「どうして？」
「正直私もあんまり詳しくないんです。姫様と幹部だけが共有してることも多いと思うし……ほんとに、ほかの3人のことなんてさっぱりで」
「でも、うらたさんのことは知ってるんだよね？」
「それは……まぁ」
食い下がると、彼女は諦めたように頷いた。
「うらたさまと姫様とは、幼馴染でしたので」
「えっ、そうなの？」
「はい。生まれながらの幼なじみというか付き人というか、そんな感じです」
はぁ！そうだったんだ……！
なんかリアルと似てるようで似てないなぁ。
「私はA家に使える召使いの家系に生まれ、5歳の頃にこちらへ出仕いたしました。うらたさまは……なんせ、首領の右腕の御子息ですので、私が来る前からビーハイヴにおられますね。幹部の中でも1番長い歴だと思います」
「へぇえ」
「他の方がいつ頃から姫様と関わり始めたのかは知りませんが……、そう、遅くない出会いだったとは思いますよ。ボスに姫様の婚約者として選ばれるくらいですしね」
「え。どういうこと？」
「知らん男より幼馴染が婿の方が、親だって安心でしょう？首領は、首領なりにあなたのことを溺愛していたんですよ」
「あ、そう……なの？」
完全に脳内に描いていた首領の悪いイメージが覆されてポカンとする私に、アヅミは「だからぁ」と言った。
「さっきから言ってるじゃありませんか。首領も幹部も、別にA様を道具にしてる訳じゃないって」
呆れたように見やられて、今度こそ黙り込んだ。
(ぜんぶ、私の早とちりだった……ってこと？)
ほっとしたような気持ちになった……のはつかの間。途端にぶわわっと恥ずかしさが込み上げてきた。
(じゃあ昨日の私、ヘンに悲劇のヒロインぶってただけじゃんかぁあ！！)
なんだそれ死ぬほど恥ずかしい！！
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ゆん(プロフ) - sakatakanaさん» すみません、非公開にしてました……😖💦 今一部公開しましたので、よろしければどうぞ🥺💕 (2月2日 19時) (
レス) id: 247385b72e (このIDを非表示/違反報告)
sakatakana(プロフ) - パスワードはどこかに書いてありますか？教えていただけるとありがたいです！ (10月30日 19時) (レス) id: d5f34ff961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん@クイポイのリンクが欲しい人は一報ください(プロフ) - ういさん» ういさんこんにちは！返信が遅くなってしまいすみません💦続編は準備中なのでまだ公開していません。一章を切りがいいところまで書いたら投稿しようと考えているので、もうしばらくお待ちを☺️いつも読んでくださりありがとうございます！！ (2022年5月1日 8時) (レス) id: dd87fda9ce (このIDを非表示/違反報告)
うい - コメント失礼いたします。以前より連載を応援していたのですが、まさかのフラグ作品になっていて個人的には凄く嬉しかったです！質問なのですが再度お知らせというタイトルの話の中で続編のリンクを…とか書かれていらっしゃいましたが既に続編が出ているのでしょうか？ (2022年4月21日 7時) (レス) @page38 id: 9b5f66919f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 碧さん» はじめまして碧さん！グリムラルカから読んでくださっているんですねめっちゃ嬉しい……ありがとうございます😭❤グリムラルカに引き続き本作もフラグ沢山、背景たっぷり夢主自由奔放の世界線にするのでまた楽しんで頂けると嬉しいです！！ (2022年4月16日 11時) (レス) id: dd87fda9ce (このIDを非表示/違反報告)
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