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ピユー… ピュー…
「…………うん、来ないね」
さっきからシュリーを呼んでいるのに中々来ない。
何かあったのか心配になってきた頃、自分の身も心配しないといけない状態になって来た。
緑の信煙弾が壁の方へ向いていた。
そして周りには巨人もいて、その目はしっかりと私を捉えていた。
「ねぇ巨人さん？」
「あ”ぁ”？」
「お！ やっぱり通じるんだ！」
ジーク兄さんのマネをするつもりで巨人に話しかけてみると本当に通じてしまった。
この際壁まで運んでもらおうかと思ったが調査兵団に遭遇してしまったら面倒なことになる……
頭を抱えてう”〜…と悩んでいたら話しかけた巨人が近づいてきた。
何！？ 捕食するつもり！？
私は体力残ってるから全然殺りあってもいいけど？
「に”げ、く”る”」
「人間？」
「う”がぁぁあぁぁああぁあ！！！」
ビックゥゥゥ！！！
私は驚きすぎて肩が大きく揺れた。
心臓が飛び出るかと思う程バクバク鳴っている。
巨人が倒れうなじから蒸気が出ていた。
「おい…」
「ひぃ！！」
「何してやがる…」
「ん…あぁあぁぁぁ！！ アンタがシュリー持ってたんかぁぁ！！」
私はリヴァイの手にある綱を噛みながら、怒り気味に暴れている。
もしかして私が呼んでるの聞こえてた？
綱を奪い取りシュリーを撫でてあげる。
「よしよし、私が呼んでるの聞こえてたんだね」
「早くしろ。置いてくぞ」
「はいはい」
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Sally - すごく良かったです。欲を言えば戦士隊たちとの絡みがもっと見たかった…！また進撃の巨人の作品を作って下さることを祈っています。 (2020年8月22日 0時) (
レス) id: 030d632589 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - エルウィンになってますけど、正しくはエルヴィンですよ (2020年5月9日 16時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
くー - とっても面白いです！まだ続編ってありますか？あったら、更新楽しみにしています！ (2018年11月21日 23時) (レス) id: 940be2f03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピンク | 作成日時：2018年10月7日 13時
