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私はジークと初祖を宿した人間を探しにパラディ島まで来ていた。
候補生の私達に降りてきた情報は今の戦士が大きな敗北と代わりに持ってきたたった１つの情報だった。
その失態のお陰で戦士の剥奪が決まり、私達の番が回ってくる。
その前に初祖を奪還しておこうということになったのだ。
戦士達の情報によると、今フリッツ王は初祖を所持していないとのこと。
だからパラディ島にある巨人は “ 初祖 ”と“ 進撃 ”の２つで間違い無い。
その内の１つはイェーガー氏が宿しており、初祖が近くにある確証もない。
この小さな壁の少ない数でも、その中でたった二人だなんて見つけられるはずがない。
そう、私達はほぼ不可能な任務を任されたのだ。
ジークと作戦を話していると、女の子と男の子が私達の前で止まった。
歳は同じぐらいだろうし、目がそっくりだ。
だがそれ以外の共通点は見つからなかった。
二卵性の双子ちゃんかな？
隣にいるジークを見ると驚いた顔をしている。
よく見れば……ジークに似ていると言われればそんな気もする。
いや、ジークの方がこの女の子と兄妹のように見える。
「まさか……もしかして君の父親はグリシャ・イェーガー…かい？」
「うん！ 何で知ってるの？」
ジークが尋ねると女の子は満面の笑みで肯定した。
グリシャ・イェーガー？
確か進撃を宿す張本人で、ジークがマーレに売ったやつだよね？
と、言うことは…ジークの腹違いの兄妹？
私達はグリシャに近づくためにこの子達と親密になることにした。
長くここにいることは許されない。
戦士達の任期も近いんだ。
無理矢理にでも今日、連れていかないと。
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Sally - すごく良かったです。欲を言えば戦士隊たちとの絡みがもっと見たかった…！また進撃の巨人の作品を作って下さることを祈っています。 (2020年8月22日 0時) (
レス) id: 030d632589 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - エルウィンになってますけど、正しくはエルヴィンですよ (2020年5月9日 16時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
くー - とっても面白いです！まだ続編ってありますか？あったら、更新楽しみにしています！ (2018年11月21日 23時) (レス) id: 940be2f03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピンク | 作成日時：2018年10月7日 13時
