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皆が座って私を見つめる。
いや、見つめると言うより睨むと言った方が正しいか。
最悪私はここで巨人化しなくてはならない状況に息を呑む。
「A、疑いを晴らすためなんだ…。言う通りにしてくれ」
「もし君が巨人になれるのなら、今ここで暴れても何のメリットは無いのは分かるだろう？ 数日でいいんだ。少しの間だけ地下牢にいてくれ」
ハンジさんがいつもとは違うオーラを纏って言ってきた。
確かに今ここで暴れてもメリットは無い。
…少しの間……か…
牢に入って信頼を得るのもありかもしれない。
いざとなれば戦鎚の巨人であんな牢すぐに出れるだろうし。
「…分かりました。疑いを晴らすためにも、私を牢に入れて下さい。ただ１つ条件があります」
「何だ？」
「貴方方はアニを捕まえる気なんですよね？ そしてアニが女型の巨人の本体だと？」
「あぁ、そうだ」
「…正解です。もうそこまで確信を持っているのなら言いますがアニも…私も、巨人になれます。だが、私達暴れれば今の貴方方には負けない」
「……」
「ですから私達をどうするかは貴方方次第ですし、私は仲間を売る気は一切ありりません。私が牢に入る条件は……」
「「女型捕獲作戦の結果を聞かせて下さい」」
「…あぁ、いいだろう」
そして私は手錠をかけられ、乱暴に牢屋へ入れられた。
私は手錠を見つめて、こんなの無駄だと言うが相手にしてもらえることは無かった。
アニ……気をつけて…
健闘を、祈ってるから…！
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Sally - すごく良かったです。欲を言えば戦士隊たちとの絡みがもっと見たかった…！また進撃の巨人の作品を作って下さることを祈っています。 (2020年8月22日 0時) (
レス) id: 030d632589 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - エルウィンになってますけど、正しくはエルヴィンですよ (2020年5月9日 16時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
くー - とっても面白いです！まだ続編ってありますか？あったら、更新楽しみにしています！ (2018年11月21日 23時) (レス) id: 940be2f03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピンク | 作成日時：2018年10月7日 13時
