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『──………、お父さん、お母さん、……ここまで私を育ててくれてありがとう。
これからもいっぱい迷惑を掛ける事もあると思うけど、
よろしくお願いします。
Aより』
披露宴も終盤になり、
両親への感謝の手紙を読み終え、二人で決めた予定ではここで終わる事になっている。
でも、今日は涼介くんへの手紙も書いてきた。
司会「次は……、新婦、Aさんから新郎、涼介さんへの手紙です。」
山田「え……?は!?ちょ…俺聞いてないんだけど……」
『ふふっ』
これは涼介くんには内緒にしてたんだよね。
一つ大きく呼吸して、私は手紙を開いた。
『─── 涼介くんへ
私たちの出会いはスゴい奇跡だったよね。
一つ違っても、タイミングがちょっとズレてても、
多分、今この瞬間を迎える事は出来なかったと思います。
涼介くんと出会って、好きになって、
悲しい事、辛かった事も沢山ありました。
でも、やっぱり涼介くんが大好きで、…大好きで、
思い出すのは嬉しかった事、楽しかった事ばかりです。
運命の人って本当にいるんだなー、って実感しました。
嘘みたいな出会いがあったからこそ、涼介くんに出会えたからこそ、
今の私は、本当にとても幸せです。
これからも、ずっと幸せにしてね。
私も精一杯の幸せを涼介くんにあげます。
いつもありがとう。
これからもよろしくね。
中原A』
手紙を読み終え、ふーっと静かに息を吐いた。
そして、ふと横に目を向けると
山田「………ずるい、」
そう言いながら、堪え切れなかったモノが頬を伝っていた。
『………泣いてるの?笑』
山田「うっせ、……ばーか、」
『ふふっ、………はい、これあげる』
そう言いながら、先程読んだ手紙を差し出した。
山田「……ありがと、」
『どういたしまして
これからもよろしくね?』
山田「こちらこそ、よろしく。
絶対、今よりももっともっと幸せにするから。」
覚悟しとけよ、…と意地悪な笑みを浮かべながら言葉が付け足された。
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おはこんばんわ、どうも作者です!笑
最近、お気に入りに追加してくださる方が多くて驚いてます…!
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
そして、もう少しだけ本編にお付き合い下さい。
それでは、また近い内に更新させていただきます。
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苺のタルト - 更新待ってましたよ! 嬉しいです! (2019年9月25日 5時) (レス) id: 264efb5b9d (このIDを非表示/違反報告)
まお - ありがとうございます!!嬉しいです! えっと、リクで、家でイチャイチャする二人が見たいです! (2019年8月4日 19時) (レス) id: a093386216 (このIDを非表示/違反報告)
れおな(プロフ) - まおさん» ぜひぜひ!何回でもいつでも受付中です!! (2019年8月4日 18時) (レス) id: 8d6490933d (このIDを非表示/違反報告)
まお - あのあの!番外編の最後にリクエスト受けつけ中とありますが、2回目ですけどしてもよろしいでしょうか? (2019年8月4日 17時) (レス) id: a093386216 (このIDを非表示/違反報告)
れおな(プロフ) - まおさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!また番外編更新しますので、引き続きよろしくお願い致します(*^^*) (2019年8月4日 14時) (レス) id: 8d6490933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れおな | 作成日時:2016年4月25日 21時