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皆で写ってる写真が飾ってあるのは分かる。
とても嬉しい。
………だけどね?
『何で私1人だけの写真が飾ってあるの……!?』
山田「いやぁ……、ね?笑」
ニコニコと笑って誤魔化す涼介くん。
誤魔化してもダメです。
私はこの目で先程バッチリ見ました。
『あれ、私が高校生の時のだよね?』
しかも、あの夏の花火大会の時の。
『何で、涼介くんがあんな写真持ってるの!?』
山田「わーった!ちゃんと話すから!
実はさ……」
涼介くんは写真について話し始めた。
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─── 山田side ───
あの夏の花火大会の翌日。
知念「涼介ー、体調どおー?」
山田「おー、知念とゆーてぃじゃん
もう熱は下がったし、大分良くなった」
中島「ほんと?じゃあ大会は大丈夫そうだね!」
山田「おう、任せとけ」
わざわざお見舞いに来てくれた2人。
せっかくの部活が休みの日なのに申し訳ない。
中島「あ、そうそう!
山ちゃんにお土産持ってきたよ、」
山田「ん?お土産?」
はい、って目の前に差し出された紙袋。
中島「山ちゃんに似合うと思って!笑」
山田「、!?何だよこれ、」
知念「何、って見てわかるでしょ?」
中島「ほら、着けて!超生物になって!」
山田「あ、おい、ばかっ!」
半ば無理矢理着けられたソレ。
山田「…………。」
知念「ふふっ、いーね、似合ってる………ふふっ笑」
中島「山ちゃん似合うー!笑
こっち向いてー、はい、チーズ!
……あ、ちゃんと触手ポーズしてよー」
小さな丸になった視界。
そんな狭くなった視界でも見える爆笑する2人。
おい、お前らが買って来たんだろ。
もし俺がこの超破壊生物なら、
間違いなくコイツらにお手入れを施してる気がする←
知念「そんな文句ばっかりの涼介くんには、
とっておきの物はあげませんよーーー」
とっておき……?
何だよそれ。
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次のページも山田sideからのお話となってます。
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苺のタルト - 更新待ってましたよ! 嬉しいです! (2019年9月25日 5時) (レス) id: 264efb5b9d (このIDを非表示/違反報告)
まお - ありがとうございます!!嬉しいです! えっと、リクで、家でイチャイチャする二人が見たいです! (2019年8月4日 19時) (レス) id: a093386216 (このIDを非表示/違反報告)
れおな(プロフ) - まおさん» ぜひぜひ!何回でもいつでも受付中です!! (2019年8月4日 18時) (レス) id: 8d6490933d (このIDを非表示/違反報告)
まお - あのあの!番外編の最後にリクエスト受けつけ中とありますが、2回目ですけどしてもよろしいでしょうか? (2019年8月4日 17時) (レス) id: a093386216 (このIDを非表示/違反報告)
れおな(プロフ) - まおさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!また番外編更新しますので、引き続きよろしくお願い致します(*^^*) (2019年8月4日 14時) (レス) id: 8d6490933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れおな | 作成日時:2016年4月25日 21時