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《51》 ページ2

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山田「…隣、行っていい?」


『あ、…はい、どうぞ……』


山田「ん、」




静かに立ち上がり、隣に座った山田さん。



肩が触れるか触れないかくらいの微妙な距離。






賑やかな空間なはずなのに

とても静かに感じるこの空気。






『久しぶり……ですね、』


山田「おー、Aちゃんからしたら半年以上…か、」


『あ、そっか……、
山田さんは3年以上前なんですもんね…』




端から聞いたら変な会話。



当の本人である私ですら違和感しかない。




3年前と繋がった電話。


本当に作り話みたいな出来事。






山田「会いたかったんだ、Aちゃんに

……花火大会の約束よりも前から、ずっと思ってた
前みたいに…さ、下の名前で呼んでよ」








私だって……



ずっと、ずっと、会いたかった。




それなのに、


伝えたいのに上手く言葉が口から出てきてくれない。






……なんで。






山田「…っ、ちょ、Aちゃん!?」


突然焦った様子で私の顔を覗き込んできた涼介くん。


山田「大丈夫?どっか痛い?」



『いや、そんな事…』


言葉を言いかけて気付いた。



自分の頬に流れるモノ。




あれ、?



『……何で、泣いてんの、』


山田「それは、俺の台詞なんだけど…笑」





全然、悲しくなんてない。





きっと、これは嬉し涙。




『会えて嬉しいんです、涼介くんに。
ずっと、……ずっと、会いたかったから。』




やっと出てきた言葉。




やっと伝えられた言葉。









.









その瞬間、目の前が真っ暗になった。





少し甘い、爽やかな匂いが微かに鼻を掠める。




それと共に自然と上昇する体温。







え、っと……この状況はなんだ?









知念「ちょ、涼介!?」


近くで聞こえた知念さんの声。



山田「ご、ごめん!」



涼介くんの一言と共に明るくなった視界。




理解するまで時間が掛かった。



……けど、

涼介くんに抱き締められてた…の?私。





一気に頬が熱くなるのがわかる。


絶対、顔赤い。//






山田「ごめん、知念。
ちょっと抜けるわ、」





『ぅ、えっ、!?』



掴まれた腕。




そのまま優しく引っ張られ、




前を行く涼介くんと共に店の外に出た。







_



ふふふ、どうですか。私の妄想は←


移行後のこちらでは山田さんとの絡み多め、
微きゅんなシーンを……ね!

盛り込んで書きたいと思ってます!笑

もしリクエストあればお願いします←




*

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苺のタルト - 更新待ってましたよ! 嬉しいです! (2019年9月25日 5時) (レス) id: 264efb5b9d (このIDを非表示/違反報告)
まお - ありがとうございます!!嬉しいです! えっと、リクで、家でイチャイチャする二人が見たいです! (2019年8月4日 19時) (レス) id: a093386216 (このIDを非表示/違反報告)
れおな(プロフ) - まおさん» ぜひぜひ!何回でもいつでも受付中です!! (2019年8月4日 18時) (レス) id: 8d6490933d (このIDを非表示/違反報告)
まお - あのあの!番外編の最後にリクエスト受けつけ中とありますが、2回目ですけどしてもよろしいでしょうか? (2019年8月4日 17時) (レス) id: a093386216 (このIDを非表示/違反報告)
れおな(プロフ) - まおさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!また番外編更新しますので、引き続きよろしくお願い致します(*^^*) (2019年8月4日 14時) (レス) id: 8d6490933d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れおな | 作成日時:2016年4月25日 21時

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