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佐野玲於 side.
せっかくの2連休、
今日はとことん呑もうって話になって、
亜○くんの家で呑み直すことに。
隼がDVD借りようって言うから
レンタルショップに寄ったら
付き合いたてほやほやの
龍友くんとAちゃんに鉢合わせた。
上から下までメンズの服を着て、
完全オフモードでスッピンのAちゃん。
パッと見でお泊まりってわかった。
俺たちより先に出て行った2人は、
自然に手を繋いで
隣にいるのが当たり前だって思わせるくらい
2人にしかない空気に包まれてた。
亜 「…幸せそうだったね。」
気付かないうちに隣に来てた亜○くん、
少し悲しそうな顔をしながら
優しく微笑むから余計切なく見えた。
玲 「まだ好きだけど
幸せそうな2人見たら
よかったな、って素直に思ったわ。
Aちゃんのあんな顔、初めて見たし。」
亜 「わかる。
お似合いだな。」
玲 「龍友くん、わざとらしいくらい
堂々としてくれてたよね。」
亜 「それが筋だと思ったんだろ。
俺たちも、2人のことサポートしてこうな。」
そう言う亜○くんは、
龍友くんにも負けないくらい
いい男に見えるよ。
途中、コンビニに寄って酒を大量に買い、
亜○くん家に到着。
テレビの前を隼と裕太くんが陣取って
アクション映画を見ながら
ギャーギャー騒いでる。
メンさんはその2人を
動画に収めながらケラケラ笑って
酒を呑んでて、
俺と亜○くんはダイニングテーブルに
向き合って座って酒を煽った。
亜 「あー!!」
急に大きな声を出す亜○くん。
隼 「なんすか亜○く〜ん。」
裕 「ビックリしたんやけど!」
メ 「どうしたどうした(笑)」
俺も含めて全員酔っ払い。
亜 「やっぱAちゃん可愛いぃいぃい〜」
ほれっ、と言って携帯を俺たちに見せてくる。
その画面には、美味しそうに
ご飯を食べるAちゃんの姿。
裕 「たしかに可愛ええな。
小動物みたいや。」
メ 「それ、隠し撮り?(笑)」
隼 「そんなこと言ったら
僕だってAちゃんの可愛い写メ
たくさん持ってるもーんっ」
亜 「は。
なんで隼がそんなん持ってんの。」
隼 「友達だから!!」
鼻息荒くドヤ顔する隼に対抗して
玲 「俺だってAちゃんの写メくらい
たくさん持ってるし。」
裕 「ちなみに僕も。」
全 「「…え。」」
裕 「この前楽屋来た時撮ってん。」
酔っ払った俺たちは
朝までAちゃんの話で酒を呑んだ。
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r.k(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます!新作を書き始めましたので、そちらと同時進行で続編も書いていきたいと思ってます(^^)もう少し後になるかと思いますが、よければ読んで頂けると嬉しいです(^^) (2018年5月28日 17時) (レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - すごく楽しみに更新待ってました!続編楽しみにしてます! (2018年5月28日 16時) (レス) id: b54d7641ae (このIDを非表示/違反報告)
r.k(プロフ) - knknmさん» コメントありがとうございます。完結させちゃいました(;Д;)そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)ありがとうございます(^^) (2018年5月27日 23時) (レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
knknm(プロフ) - 完結しちゃったんですね(;_;)何回も読んで何回も涙しました(;_;)続編楽しみにしてます! (2018年5月27日 12時) (レス) id: 56e401e476 (このIDを非表示/違反報告)
数原龍友LOVELOVE(プロフ) - すごい楽しみです (2018年5月27日 11時) (レス) id: dc8b388b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:r.k | 作成日時:2018年5月5日 2時