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A side.
龍 「あ〜気持ちええわ〜。」
あたしより背の高い龍友の頭に手を伸ばして
少し固めの短い髪の毛にドライヤーを当てると、
時々屈んで高さを合わせてくれる龍友。
少し俯いて伏せた目、長い睫毛。
気持ち良さそうにニコニコ笑ってる。
A 『…可愛い。(笑)』
つい心の声が口から漏れちゃった。
龍 「…あんまり嬉しないなあ。」
口を尖らせた龍友と目が合って、
その瞬間下から掬うように軽いキスをされた。
一気に顔が熱くなる。
龍 「Aの方が可愛ええやん。」
A 『〜っ…！
もうっ！！』
龍 「ん？ド○○キした？(笑)」
A 『うるさいっ。
してへんもん。
はい、ドライヤー終わり！！』
慌てて照れ隠しするあたしを
クスクス笑いながら可愛い可愛い言う龍友。
ほんま、意地悪。
龍 「はい、これ履いて。
サンダル貸したるし、行こ。」
さっき借りたズボンより少し小さめの
短パンを渡されて、素直にそれを履くと、
またあたしの前で屈んだ龍友が
ギュッと紐を結んだ。
そのまま手を引かれて、玄関に向かい
龍友が出してくれたサンダルに足を通す。
手を繋いだまま、レンタルビデオ屋まで
ゆっくり歩いた。
龍 「なぁ、さっきのさ。」
A 『ん？』
龍 「変なの。って、何？」
A 『あぁ。(笑)
TVの向こうの人が
こんな近くにいて
みんな仲良くしてくれて
なんか、変な感じだなって。
龍友なんて、別人みたいやねんもん。(笑)』
龍 「別人みたい？
どっちの僕がいい？」
A 『ん〜。
どっちも好き。
だけど…やっぱり、
こうやって隣にいてくれる龍友の方が好き。』
龍 「Aの前にいる僕が
ほんまの僕やで。
もちろんTVの時も僕やけど。(笑)」
昔からあたしに甘々な龍友。
こんな龍友はあたししか知らないって
思うだけで幸せな気持ちでいっぱい。
龍 「…なぁ、
明日もカフェ？」
A 『明日はお休み。
キャンプの計画立ててる時に
大志くんが休みにしちゃおうって。
哲也さんと出かけるみたいやで。』
龍 「なら、ゆっくり出来るな。
夜は、バイト先まで送ってくから。」
まるっと１日、龍友と一緒。
もちろんド○○キするけど
それ以上に幸せだ。
レンタルビデオ屋について、
それぞれ１本ずつ見たいやつを持ってこようって
各自DVDを探し出した。
何にしようかな…
龍友は、どんなのが好きなんやろ？
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r.k(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます！新作を書き始めましたので、そちらと同時進行で続編も書いていきたいと思ってます(^^)もう少し後になるかと思いますが、よければ読んで頂けると嬉しいです(^^) (2018年5月28日 17時) (
レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - すごく楽しみに更新待ってました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月28日 16時) (レス) id: b54d7641ae (このIDを非表示/違反報告)
r.k(プロフ) - knknmさん» コメントありがとうございます。完結させちゃいました(;Д;)そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)ありがとうございます(^^) (2018年5月27日 23時) (レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
knknm(プロフ) - 完結しちゃったんですね（；＿；）何回も読んで何回も涙しました（；＿；）続編楽しみにしてます！ (2018年5月27日 12時) (レス) id: 56e401e476 (このIDを非表示/違反報告)
数原龍友LOVELOVE(プロフ) - すごい楽しみです (2018年5月27日 11時) (レス) id: dc8b388b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：r.k | 作成日時：2018年5月5日 2時
