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白濱亜○ side.
玲 「あ、いた。」
亜 「ごめん、急に合流して。」
隼 「亜○くーん!」
Aちゃんの背中を見送った後、
玲於に電話をして、
みんなと合流させてもらうことになった。
パフォーマーだけの飯会。
なんか、久々だな。
裕 「亜○くん、お疲れ。」
俺の肩を軽く叩いて声をかけてきた宇宙人。
いつも意味不明なことばっか言ってるけど
周りの空気を読んだり、人の変化には
敏感で、気遣いの出来る男。
俺に何があってここにいるのかなんて
お見通しなんだろ?
メ 「よし。行こー!」
メンさんの一声で行きつけの居酒屋に入った。
乾杯して酒もだいぶ進んで、
隼が安定の酔っ払い具合でメンさんに
鬼絡みしてるのを見計らったのか、
両サイドに座る玲於と裕太くんが
小さな声で俺に話しかける。
玲 「亜○くん、平気?」
裕 「話したくなったら
なんでも聞くからな。」
亜 「平気ではないけど
後悔してないよ。」
玲 「ちゃんと言いたいこと言えた?」
亜 「うん。
て言うか、告白とかじゃなくて
フラれに行ってきたんだ、今日。」
裕 「ん?」
玲 「なに、どう言うこと。」
それから俺は事の経緯を2人に話した。
裕 「亜○くん、ええ男やなあ。」
玲 「俺が女だったら
惚れてるわ。
ま、俺の次にだけど。」
裕 「えー。
でも亜○くん、玲於より身長高いし
無敵のハーフやで?(笑)」
玲 「うるさい。」
無敵のハーフってなに。(笑)
2人のいつも通りの空気と優しい言葉。
亜 「なんか、2人ともありがと。(笑)」
裕 「亜○くん、まだ諦めるのは早いで!」
玲 「いや、諦めたほうがいい!
俺はまだ引かないけど!
ライバルは少ない方がいい!」
玲於…(笑)
お前馬鹿正直過ぎて気持ちいいわ。(笑)
亜 「俺はもう引くよ。
友達に戻ることにしたんだ。
こっち来て初めて出来た友達なんだって。
そのポジションでサポートしていきたい。
理解者でいてあげたいし、
俺にとってもそう言う存在でいてほしいなって。」
裕 「そっか。
亜○くんがそれでええなら
何も言うことないわ。
Aちゃんも、嬉しいやろうな。」
玲 「ま、俺も今は友達ポジションだし。
友達になろうって言った瞬間から
Aちゃんって警戒心ねーの。
素でいてくれるんだよね。
なんかもう、今が心地いいわ。」
わかるよ、玲於。
それ以上の距離は辛いしね。
亜 「ま!呑もうぜ!」
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r.k(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます!新作を書き始めましたので、そちらと同時進行で続編も書いていきたいと思ってます(^^)もう少し後になるかと思いますが、よければ読んで頂けると嬉しいです(^^) (2018年5月28日 17時) (レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - すごく楽しみに更新待ってました!続編楽しみにしてます! (2018年5月28日 16時) (レス) id: b54d7641ae (このIDを非表示/違反報告)
r.k(プロフ) - knknmさん» コメントありがとうございます。完結させちゃいました(;Д;)そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)ありがとうございます(^^) (2018年5月27日 23時) (レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
knknm(プロフ) - 完結しちゃったんですね(;_;)何回も読んで何回も涙しました(;_;)続編楽しみにしてます! (2018年5月27日 12時) (レス) id: 56e401e476 (このIDを非表示/違反報告)
数原龍友LOVELOVE(プロフ) - すごい楽しみです (2018年5月27日 11時) (レス) id: dc8b388b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:r.k | 作成日時:2018年5月5日 2時