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白濱亜○ side.
何も言わないAちゃんに言葉を続ける。
亜 「多分、初めてBARで会ったあの時から
俺はAちゃんが好きだった。
なんでもない連絡のやり取り、
なんでもない会話、笑顔、気遣い…
決定打はAちゃんの泣いてる姿だったけど
Aちゃんの１つ１つに
嬉しくなったり悲しくなったり
一喜一憂してる俺がいた。」
A 『…悲しくさせたことがあるなら
ごめんね。』
亜 「そうじゃないよ。
久しぶりにこんな気持ちにさせてくれて
めちゃくちゃ感謝してるんだ。
一緒にいるだけで、幸せな気分になれた。」
A 『あたしも、亜○くんに
たくさん助けられて
楽しい気持ちにしてもらったよ。』
亜 「俺はAちゃんを幸せにしたかった。
出来ることなら、俺が…幸せにしたかった。」
隣に座るAちゃんを見ると、
大きな目からは静かに涙が流れてた。
亜 「好きで好きでたまらなくて
いつもAちゃんのことを考えて
目で追ってたからさ…
幸せにすることは諦めたよ。
…幸せに、なってほしい。
それが、俺の手じゃなくても。」
A 『…亜○くん…ありがとう。』
亜 「俺じゃないことは
気付いてた。
Aちゃんが泣いてる姿を見た時から。
だから俺、気持ちに気付いたときには
失恋してんだ。(笑)
往生際悪くてごめんね。(笑)」
A 『好きになってくれて
ありがとう。
亜○くんのおかげで
あたしはたくさん救われたよ。』
そう、俺は今日
自ら失恋する覚悟で来たんだ。
Aちゃんの気持ちには気付いてたから。
亜 「ちゃんと自分の気持ちと向き合って。
Aちゃんが世界１幸せになってくれなきゃ
俺、報われないよ。(笑)
…好きな人、自分でもわかってるんでしょ？」
自分の言葉で自分が凹む。
でも、これは俺の本心だ。
A 『うん。
あたし、頑張るね。』
亜 「玲於の真似じゃないけどさ。
友達に戻ろう。
BARのお喋りだって
俺の生活の楽しみの１つだからさ。
キャンプも、楽しみにしてるし。」
それから俺たちはキツく握手を交わして
来た道を戻った。
電車に乗ってる最中も、気まずさはなく
いつも通りの空気が流れてた。
A 『じゃあ、行くね。』
乗車駅で解散することになった俺たち。
亜 「善は急げ、だよ！
頑張れ！！」
A 『ありがとうっ…
行ってくる！！』
…あーあ。
行っちゃった。
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r.k(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます！新作を書き始めましたので、そちらと同時進行で続編も書いていきたいと思ってます(^^)もう少し後になるかと思いますが、よければ読んで頂けると嬉しいです(^^) (2018年5月28日 17時) (
レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - すごく楽しみに更新待ってました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月28日 16時) (レス) id: b54d7641ae (このIDを非表示/違反報告)
r.k(プロフ) - knknmさん» コメントありがとうございます。完結させちゃいました(;Д;)そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)ありがとうございます(^^) (2018年5月27日 23時) (レス) id: 1cb279fbd6 (このIDを非表示/違反報告)
knknm(プロフ) - 完結しちゃったんですね（；＿；）何回も読んで何回も涙しました（；＿；）続編楽しみにしてます！ (2018年5月27日 12時) (レス) id: 56e401e476 (このIDを非表示/違反報告)
数原龍友LOVELOVE(プロフ) - すごい楽しみです (2018年5月27日 11時) (レス) id: dc8b388b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：r.k | 作成日時：2018年5月5日 2時
