【文スト 獄都事変】 異能力者と8人の鬼

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Aside



ピピっ ピピっ



彼等を現世に送ってから1時間、私の携帯に一通のメールが入った


『おや……』


斬島と佐疫はもうポートマフィアと関わりましたか。


随分速かったですね。


見つけたのは五大幹部”中原中也”
重力使いの方ですか……


まぁどちらかに関われば必然的にもう1人と関わることになるからいいんですけどね？←


私にとっての問題は彼等ではありません。




問題は戦争等が起きて書類が馬鹿みたいに増えることです←



嗚呼、その事は置いといて返事を返しましょうか……


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

接触が速かったですね。
ご苦労様です。

何かあったらまた私に報告をしてください。

あまり殺されないようにしてくださいね。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



こんな程度でいいでしょうかね。


まぁ、人間風情がどう力を奮っても私達は死なない。

否、死ねはしないんだ


人は面倒な事に何時も罪を重ねて生きている


私達、獄卒はそんな周りの罪に巻き込まれ、蔑まれ、嫌われ







殺された。



それは亡者の罪だ

そして其れを裁くのは獄卒の仕事


斬島、佐疫が1番良い例だ。


瞳の色が違うから忌み子、鬼の子として殺された。


＿｢た、すけ…て｣

＿〔は？何でだよ。忌み子何だから助けなんか求めちゃいけねぇんだよ！〕

＿〔そうだよ！人間じゃないんだから！〕



自分達で決めたことを正義と例え


＿〔雨が降らなければ苗が枯れてしまう……。仕方ない、生贄を捧げなければ〕

＿〔あの忌み子を生贄にしてしまいましょう〕

＿〔嗚呼、それがいい。忌み子も居なくなり、神様がきっと雨を降らしてくれる……一石二鳥だ〕



都合のいい時だけ利用し、



＿〘✕✕✕！早く逃げなさい！早く！〙

＿｢おっかあ！嫌だ！おっかぁ……！｣







＿＿＿＿＿＿殺す






嗚呼、何とも醜い。汚い。穢らわしい。




『Я защищу тебя.』
(貴方達は私が守ります。)



ボソリと小さな声で呟く。



だから、どうか今だけでも幸せでいてください。

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